チセというのは、アイヌの家。アイヌ語で家はチセ。
アイヌ博物館の敷地の中に、チセがいくつも建っている。大きなものから小さなものまで。
そのチセの中で、アイヌの伝統の木彫りの実演をやっていたのが、クマのおじさま、高野さんである。
その時、僕は「アイヌ」のことなんてちっとも知らないので、興味津々、高野さんの話をたくさん聞いた。たくさん質問をして、たくさん話を聞いた。お客さんが他にはいなかったから、高野さんを独り占めにしてたくさん話した。
すごく面白く、すごく勉強になった。もっともっとアイヌのことを知りたくなった。知らなければいけないと思った。
先住民アイヌのことを、アイヌの里に住み、アイヌの伝統工芸を受け継ぐアイヌの人から聞けるなんて、すごいことだ!と思っていた。その時は。
でも、話していると、端々に「ここに来る前は」とか、「東京にいる時は」とか、そういう言葉が出てくる。
ん?
あれ?
聞き違いかなぁ?
「・・・えっと・・・高野さん?・・・高野さんは、アイヌじゃないんですか?」
「うん、おれ、アイヌじゃないよ」
うへぇ・・・びっくりしたぁ!
という話は、6年前に書いた。よね。
アイヌ博物館の敷地の中に、チセがいくつも建っている。大きなものから小さなものまで。
そのチセの中で、アイヌの伝統の木彫りの実演をやっていたのが、クマのおじさま、高野さんである。
その時、僕は「アイヌ」のことなんてちっとも知らないので、興味津々、高野さんの話をたくさん聞いた。たくさん質問をして、たくさん話を聞いた。お客さんが他にはいなかったから、高野さんを独り占めにしてたくさん話した。
すごく面白く、すごく勉強になった。もっともっとアイヌのことを知りたくなった。知らなければいけないと思った。
先住民アイヌのことを、アイヌの里に住み、アイヌの伝統工芸を受け継ぐアイヌの人から聞けるなんて、すごいことだ!と思っていた。その時は。
でも、話していると、端々に「ここに来る前は」とか、「東京にいる時は」とか、そういう言葉が出てくる。
ん?
あれ?
聞き違いかなぁ?
「・・・えっと・・・高野さん?・・・高野さんは、アイヌじゃないんですか?」
「うん、おれ、アイヌじゃないよ」
うへぇ・・・びっくりしたぁ!
という話は、6年前に書いた。よね。