ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

グッドイブニング計呂地の銀河鉄道。

2016-09-26 23:03:33 | Weblog


計呂地の銀河鉄道には、二種類の宿泊所がある。
駅長室と客室。

駅長室は500円で、客室が300円。

駅長室には、何やらキッチンとかシャワーとかが付いているらしい。

僕は迷わず客室を選ぶ。安いからではない。

だって、駅長室にいたら、銀河鉄道の夜の旅に出られないからさ。
駅長室は線路の上を走れないでしょ?

出発は22時。電気が消える。

計呂地の町は静まり返っている。

今日の銀河鉄道は寝心地が良さそうだ。

グッドイブニング銀河鉄道の夜。

あっ、列車が動き出したよ。

僕の大好きなあの子のいる場所へ、今夜は連れて行ってくれないかな。


マウレ山荘。

2016-09-26 15:41:12 | Weblog


HO、買った。

山を上ってマウレ山荘へ来た。

ちょっと高級なホテルである。一泊15000円くらい。

お風呂に入って思い出した。
「ここのお湯はいい」

ツルツルするのである。

頬杖をついたら、手が滑ってピョイーンと向こう側へいってしまうくらいツルツルする。

あぁ、HOを買って良かったなぁ。

温泉は気持ちいいなぁ。

高級なホテルの温泉に、タダで入れて嬉しいなぁ。

トレーラー横転によりルートが変わり、色々と変わって行くのである。

本当は塩別の、その名もズバリ、「つるつる温泉」に入るはずだったんだけどね。

まぁ、仕方ない。これもまた、人生みたいなものなのだ。


丸瀬布。

2016-09-26 14:38:57 | Weblog


予定では、お昼過ぎには遠軽に入るはずだった。なのに、二時半に、丸瀬布のバス停の前のセイコーマートで100円の焼うどんを食べている。

うーん・・・どうすっかな。僕は考えている。

今月号の「HO」が今日発売されている。「HO」というのは、無料の温泉券が付いていると雑誌。
先月号を買ったけど、温泉券は一回しか使わなかった。

丸瀬布なんて、普通の人は来ない。丸瀬布なんて、誰も知らない。丸瀬布の人には失礼だけど、本当に誰も知らない。
HOを読んでいる人は知っている。だって、HOを使えば無料で入れる温泉があるから。

今日は温泉に入らなければならない。なぜならば、昨日は温泉に入っていないから。

丸瀬布なんて普通は絶対に来ない場所なのである。その丸瀬布に僕はいて、セイコーマートに新刊のHOが売っている。600円。丸瀬布の日帰り入浴代が600円。一回で元が取れる。

うーん・・・どうすっかなぁ。買うかなぁ。買わないっかなぁ。

北見峠。

2016-09-26 13:39:00 | Weblog


上川まで戻って、遠軽を目指す。

無料の高速道路があるのだが、高速道路は使わない。
初めて、北見峠を走った。

北見峠というのは、無料の高速道路とほぼ並走している。つまり、みんな無料の高速道路を利用する。なぜなら、峠はクネクネの山越えだけど、高速道路はビューンと一本道だから。

車がほとんどいない北見峠は気持ちがいい。山の景色が素晴らしい。

快適なスピードで走る。走れる。ずーっと快適なスピードで走れる。

この道は良い。

これもまた発見である。

しかしまぁ、とんでもなく走っている今日である。

緊急事態のおやじ。

2016-09-26 12:40:17 | Weblog


コデラーマンと、帯広の柳月でソフトクリームを食べながらコーヒーを飲んでいた時。テラス席で。

店内からテラス席へ出てきたおじさんがジョバーっとコーヒーをこぼした。全部。辺り一面がコーヒーだらけになった。

おじさんは「あちゃー」と言いながら、店内へ戻って行った。

僕はそれを見てコデラーマンに言った。

「このこぼれたコーヒー、お店の人はきっと、あのコジキライダーたちがこぼしたのよって思うだろうね」

それを聞いたコデラーマンが言った。

「なんでこぼすんだよ!おやじ!」

まぁ、こぼしてしまったものは仕方がない。


今日のお昼頃、僕は石北峠を走る。旭川から上川を抜けて層雲峡も抜けて北見方面へ。

層雲峡を抜けたところで車が行列になっている。

「ん?工事かな?」

警備員が、一台一台何かを伝えている。

僕のところへ来た。

「この先でトレーラーが横転していて、復旧を試みているんですけど、いつになるかわからいんで・・・お待ちください」

トレーラーが横転。。。

僕はバイクを置いて、歩いて見に行った。

ずーっと、ずーっと先まで車は繋がっている。とても現場まで歩いていける距離ではない。

次々とUターンをして走り去っていく車。ジッとその場で待つ車。

どうするか迷う。こんなところで一時間二時間待てるか?

Uターンをするとなると30キロほど戻って、さらに遠回りのルートを行くしかない。ここまで来た30キロを足すと・・・100キロくらいの無駄になるかもな。

天気はいい。
こんなところにいるよりかは、走っていた方が気持ちがいい。僕はUターンをすることにした。

戻る道を走りながら、僕はつぶやく。

「なんで横転するんだよ!トレーラーのおやじ!」

当麻の空。

2016-09-26 11:18:58 | Weblog


当麻。当麻の空。

片足裸足で走れるくらい、今日も暖かい。

薄い長袖とジャケット一枚。

今年の北海道は暖かい。

昨日キャンプ場で話したライダーは、「今年の北海道はハズレだ」と言っていた。

「雨ばかりだし、寒い」と言っていた。

僕はそれほどの雨にも当たっていないし、まったく寒くもない。

北海道、九月下旬。

それぞれにそれぞれの北海道。


逆片足裸足のライダー。

2016-09-26 11:15:35 | Weblog


靴下が乾いた。やった。

履いた。やった。

そしたら、もう片方の靴下も濡れていることに気づく。やってない。全然やってない。

もう片方の靴下を脱いで、バイクの後ろに干す。

延々と片足裸足のライダー。


おサルがくれた帆立を食べる。

おサルは一粒で300メートル走れる、と言っていた。
美味しい。ホタテ。

せめて、一粒30キロくらいは走りたい。

ポケットのホタテ。あと3粒。


片足裸足のライダー。

2016-09-26 09:30:39 | Weblog


行きがけの六花亭カンパーナ。

片足が裸足でも、六花亭は店内に入れてくれる。
なぜなら、六花亭は優しいから。

片方の靴下がびしょ濡れで、脱いだ。脱いで、バイクの後ろに引っ掛けて乾かしている。

乾くまで、片足裸足のライダーだ。

モーニングコーヒー。とふらの餅。

「ふらの餅一個」と注文したら、10分も待たされた。 なぜなら、一個ずつ焼いているから。

最高だよ、六花亭。

優しいな、六花亭。

裸足のライダー。

2016-09-26 09:21:42 | Weblog


たとえば、目的地に何時に着いてもいい旅は素敵だと思う。

たとえば、目的地に着いても着かなくてもいい旅は素晴らしいと思う。

たとえば、目的地に着きそうもなければ、目的地を変えればいい、そんな旅はイカしてると思う。

たとえば、そもそも目的地なんてないのだけれど、なんとなーく、今日はここら辺を目指そうかなぁ、そんな旅が最高だと思う。

のんびりと、焦らず、今いるこの場所を、今自分が在るこの場所を愛おしみながら。

それはまるで、人生みたいな話で。
それはとても、人生みたいな話で。

自分がやりたいことと、出来ること。
自分がやるべきことと、出来ること。

そんなものとちょっと向き合いながら、空を見上げているのです。

今日も、明日も。

グッドモーニング山部の朝陽。

2016-09-26 06:39:56 | Weblog


山部のキャンプ場はものすごく広い。
本当にものすごく広いのだが、ものすごく平らな場所が少ない。驚くほどに少ない。

山部にテントを張った時に、出来るだけ平らな場所を選んだ。
駐車場からすごく遠い場所だ。平らな場所を選んだら、駐車場からすごく遠い場所になってしまった。

平らな場所を選んだのだが、そこも少し斜めだったりする。斜めだったりした。

ここのキャンプ場の決まりで、三日ごとにテントの場所を動かさなければならない。同じ場所にテントを張りっぱなしにしておくと、芝生が傷むからだ。
その決まりがあるせいで、山部のキャンプ場の芝生はとても綺麗だ。

僕はもう、ここに五日もテントを張っているので、一度、テントを動かした。テントを少しだけ動かした。傍目からはわからないかもしれない。テントを張ってあった場所からテント一個分だけ動かした。ルール上は問題ない。

問題があったのは、斜め度。

斜め度がグッと上がった。信じられないくらい上がった。
横に斜めである。

寝ていると、コロリンと横に転がってしまう。気がつくと、テントの壁に顔が当たっている。
テントの壁がなければ、きっと、テントから10メートルも転がり出ていることだろう。

昨夜の山部は寒かった。

珈琲を淹れて、珈琲を飲んで、「寒すぎる!」と、テントの中へ入った。
寒いから寝袋の中へ入ったら、そのまま眠ってしまった。相当の早寝だったと思う。

そして、一晩中コロリンと戦った。

5時に目が覚めた。早寝早起きである。

グッドモーニング山部の朝陽。

たくさん眠ったはずなのに、そんなに眠った気がせず、身体がすごく痛い。
爽やかな朝陽を浴びて、爽やかな朝のはずなのに、身体のあちこちが痛い。

コロリン注意報発令中です。コロリンに気をつけましょう。