ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ゴーゴーと燃える炭。

2016-09-18 16:32:19 | Weblog


羅臼に着いた。
中標津から、ずっと雨だった。

きたさんと再会。
しばし、語らう。

炭がゴーゴーと燃えていて暖かい。

なんで炭がゴーゴーと燃えているのかな?

鍋がヒューヒュー鳴っている。

なんで鍋がヒューヒュー鳴っているのかな?

きたさんが言う。

「じゃあ、飯にしようか」

いや、きたさん、まだ着いたばかりだし、テントも張っていないし、まだ四時半だし・・・早くないか?

「早くしないと炭がなくなるやん。ご飯も炊けとんねん、冷めるやん」

きっと、きたさんは僕らが来るのを楽しみにしていたんだな。ご飯まで炊いてくれてる。

嬉しいなぁ。

「早くテントを張りぃやぁ」

何をするのも遅い僕と、そらよりも更に遅いコデラーマンである、

さて、ご飯はいつになることやら。

でも、久しぶりにきたさんに会えて嬉しいのである。

晩御飯はイクラ丼。プリプリの赤い宝石。

登山家の気持ち。

2016-09-18 15:10:41 | Weblog


北の果てへ向かう道の途中に、中標津がある。

中標津といえば、ジェラート知床である。北海道有数の絶景ポイントである。

お腹が減っていたので、ポークチャップで有名なお店へ行こうとしたが、有名なポークチャップは二千円オーバーという手も足も出ない価格なのでやめた。

だから、お昼ご飯はジェラートである。

知床の塩、クリームチーズ、さっぱりメロン。

絶景という意味では、ここが一番かもしれない。素晴らしい出来だ

登山家が前人未踏の山を目の前にした時のような気持ちになる。そういうの、知らないけど。

この山に登ってみたい。そういう気持ちになる。そういうの知らないけどね。

ただただ美味しい。

僕は、また山を登り切った。

うめぇ。


あっ、きたさんが待ってるんだった!


今日のメイン。

2016-09-18 14:54:52 | Weblog


別海町の産業祭りに来た。

喉がカラカラである。サンマを食べたから。

喉がカラカラである。

別海町の産業祭りでは、少なくとも、牛乳の無料配布があるのである。

楽しみである。

別海牛乳はとてもおいしい。

楽しみである。

無料配布所という大きな看板の前にやって来た。

1リットルくらい飲む気でいるコジキライダー二人なのである。

「牛乳の無料配布、終了しました」の貼り紙。

よく意味がわからないのである。

牛乳の無料配布しかないのに、牛乳の無料配布が終了しているのである。

それならば、祭りなんて終了しているのと同じことだろ?

結構な人出で、祭りは盛り上がっているのである。

無料配布が終わったなら、みんな帰ればいいのに。

終了!のお知らせである。

喉がカラカラなのである。

悲しいのである。


北の果てへお土産を持って。

2016-09-18 13:04:21 | Weblog


今日はたどり着かなければならない場所がある。

北の果て、北の大地の果て、羅臼。

羅臼には何がある?

羅臼には「きたさんがいる」。


無料配布の牛乳はないし、ミルク餅はマズいし高いし、やることもないので、早々に別海町産業祭りを後にするのであるが、買い物をした。

きたさんへのお土産。イクラ。結構安い。これは掘り出し物だと思う。三人分で千円は安い。

よし、きたさん、待っててくれ。今行くから!

そして、きたさんにメールを入れる。

「きたさん、今から向かうから、魚介を買っといて。今日はパーティだよ。三人で、今年は中止になってしまった漁火祭りをやろう!」


ミルク餅の話。

2016-09-18 12:23:54 | Weblog


「これ、なんですか?」

と僕は聞く。

「ミルク餅ですよ」とおばちゃんが言う。

そんなことはわかっている。なぜなら、ミルク餅と書いてあるから。

ミルク餅とはなんだ?とは聞いているのだよ。

牛乳にデンプンを混ぜながらかき混ぜて、固まらせたものだという。

なんか・・・気持ち悪いなぁ。と思った。

そこでおばちゃんが一言。

「衝撃的に美味しいですよ!」

ほんとか?ほんとにか?

おれは、衝撃的に美味しいという言葉に弱いんだよ。ほんとにか?ほんとに衝撃的にか?絶景が見られるのか?

僕は財布から100円を取り出しておばちゃんに渡した。


椅子に座り、ふたを開ける。すごく小ぶりなミルク餅である。

美味しそうには見えない。ちょっと気持ち悪い。
しかし、そこに「衝撃的」かあるのなら。

食べる。食べてみる。

おーーーーー!

想像通りの味!

どちらかというとマズイ部類!

おーーーー!

なにが衝撃的なんだ!!?という衝撃!

・・・どういうことなんだろう?

牛乳にデンプンを入れて混ぜたら、こんな食感のこんな味になるだろうが。

という、別海町産業祭りの話。



グッドモーニング根室。

2016-09-18 08:27:21 | Weblog


根室といえば、日本最東端の納沙布岬がある。二回くらい行ったが、もう行かない。ははは。何もない。

根室には宿がない。ないことはないが、あまりない。
ないわけはない。ある。が、ライダー向けの宿がない。そもそも、キャンプ場がない。
バカみたいに土地はあるくせに、なぜだ?
もう、ザ原野みたいな土地しかないのに、なぜキャンプ場がないんだ?

うける。

ライダーハウスはあるが、1500円分のカニを買ったら宿泊料がタダになるとか、そういった類の所が多い。嫌だ。1500円のカニなど食べたくない。
だって、サンマを食べたから。

いつもは、早々に根室を抜けてしまう。

昨日、夜、お風呂に入っていたら、露天風呂に入っていたら雨が降ってきた。最悪である。

野宿をするつもりだった。野宿以外に選択肢はなかった。なのに、雨。

例によって、コデラーマンがウダウダとごねる。
雨が嫌だとか、屋根がないと嫌だとか、動きたくないだとか、お風呂屋の軒先にテントを張りたいだとか。

面倒なって、「じゃあ、また明日!」と言って、コデラーマンを置いていく。

根室市内、明治公園。
一部の人の間では、野宿のメッカ。

暗闇の雨の中、テントを張る。
遅れて、コデラーマンがやって来る。
なぜなら、「明治公園にいるよ」とメールをしたからである。

朝起きると、右翼の街宣車が大量に。公園の駐車場で車中泊。宮城ナンバー。何やってんだ?
ほぼほぼおじいちゃんの右翼たち。なんだ?

右翼がいれば警察は来ない。だって、右翼とヤクザと警察と政治家は、裏で繋がっているからね。

しかしなんだ。ライダーに野宿をされて、地元の人は迷惑かもしれないが、右翼の街宣車が何台も駐車場に停まっていたら、相当嫌だと思うなぁ。

グッドモーニング根室。

街宣車が大音量で演歌みたいな音楽を流し始めた。信じられない。

ははは。信じられない。根室のみなさーん!頑張ってくださいね。