ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

カムイミンタラの中身。2

2016-09-15 20:16:22 | Weblog


教室だった場所にピアノが3台。内一つはグランドピアノ。昼下がりには、奥さんのピアノが響く。

漫画、数千冊。台風が来て一週間閉じ込められたとしても、ここにいれば退屈することはない。

何年か前、4日間ここにいて、三国志を読破しようとチャレンジしたのだけれど、とちゅうで挫折したよ。


カムイミンタラの中身。

2016-09-15 18:30:05 | Weblog


カムイミンタラには部屋がある。ゲストハウス的なものでもある。
キャンプは一泊500円。ゲストハウスは一泊1500円。

せっかくここまで来たのだから、泊まらないわけにはいかない。1500円払っても泊まる。

ところが、こういう事情なので、キャンプをしに来た人は、キャンプ料金で部屋に泊めてくれるというのである。

ありがたいのである。

僕はそもそも、部屋に泊まれることをラッキーと思うわけではない。なぜなら、ここでキャンプをすることこそが、僕の目的であるからである。

このキャンプ場は良い。非常に好きだ。

自然の中のひとりぼっち感が、最高なのだ。

そのキャンプは出来ないが、それでも泊めてくれるのがありがたい。

泊まれることが分かったので、オーナーとひとしきり喋った後、バイクに積んだ荷物を解き始める。全部。何から何まで。全部広げる。

必要なモノを出し、しまい。必要なモノを出し、しまいを繰り返している間に、ひどい積み方になってしまっている。
ここらで、全部整理して、積み直したい。

ポツポツと感じる。

そういえば、釧路辺りは夕方にピンポイント雨予報が出ていた。

パラパラと降り始める。

そろそろしまうかなぁ。しまわないとかなぁ。

と、ザバーーーーと、バケツをひっくり返したような土砂降り。

全部濡れた。服も荷物も。全部びしょ濡れになった。蓋を開けていたバッグの中にも水が入った。

なんてこった。

ところで、ここが僕の部屋である。

黒板がある。ここも、かつての教室。

布団もある。

ははは。ちょっと嬉しい。

ヒグマ戦争勃発中。

2016-09-15 16:30:08 | Weblog


現場はここである。
この道路。左側の林からこの道路、そして林と反対側の牧草地まで。

道の向こう側にカムイミンタラが見える。僕のバイクも見える。それはとても近くで起きた事件なのである。

クマである。ヒグマである。

十日ほど前のこと。

夜中に壮絶な悲鳴が聞こえたという。オーナー夫妻、キャンプをしていた人たちが聞いた。

クマだ!と思ったらしい。だから、オーナー夫妻は外へは出なかったし、キャンプをしていた人たちは車の中へ入ったという。

翌朝、現場を検めてみると、道路に散らばった鹿の肉片。鹿がのたうち回った跡。林から牧草地へ、クマが鹿を引きずった跡。
そして牧草地に、背中から裂かれ内臓を食べられた鹿の死骸。

クマは、食べ残した獲物を再び食べに来る習性がある。よって、鹿の死骸はすぐさま片付けられたという。

現場は、カムイミンタラから100メートルほどしか離れていない。

親子のクマが800メートル離れた場所で目撃されたという話もある。子供を連れたクマは、とてつもなく危険である。

というわけで、カムイミンタラは今、キャンプが出来ないキャンプ場になっているというわけなのである。

カムイミンタラ。

2016-09-15 16:00:46 | Weblog


道の突き当たり。その先はダートの林道になる。舗装路の終わり。

カムイミンタラに着いた。ここにはたくさんの思い出がある。

奥さんが外に出ていた。「こんにちは」と挨拶をし、「キャンプ、出来ますよね?」と聞くと、奥さんが言った。

「それが・・・今はちょっと・・・キャンプは・・・」

キャンプ場でキャンプが出来ないとなると、それはもはやキャンプ場ではなくなってしまう。

キャンプをしに来たのに!
キャンプをしに来たのに!

こんな山の奥の奥まで、キャンプをしに来たのに!

「いったい何があったんですか!!!

凶暴牛の群れ。

2016-09-15 15:52:58 | Weblog


ここの放牧地の牛は凶暴である。
人がいると、全頭で突進してくる。突進してきても、鉄条網のこちらまでは来ないので、安心は安心なのだが、相当な迫力である。

写真を撮ろうとして毎回襲われる。追い掛け回される。

よし、いっちょ、今日もからかってやるか。と、バイクを停める。

チラ見をする牛たち。

ん?

来ないなぁ。

写真を撮る。

チラ見をする牛たち。

もしかしたら、リーダーだった牛がいなくなったのかもしれない。
合図を出しているリーダー的な牛が必ずいた。そいつがいないんだ。
心なしか寂しい。

お肉になっちゃったのか・・・乳が出なくなったのか・・・。

凶暴牛、好きだったのになぁ。

ソラ。

2016-09-15 15:40:08 | Weblog


音別町霧里。ムリと読む。蛇行するムリ川を何度も越えながら。
道道500号線を山へと向かって走る。その道の終わりに、カムイミンタラがある。

三年ぶりのカムイミンタラである。

オーナーの宮代さん夫妻、この旅で会いたい人である。


帯広には通えないよ。2

2016-09-15 15:26:11 | Weblog


貨物列車が止まっている。ずっと踏切の警報が鳴っている。もう10分くらい。
きっと壊れたんだ。壊れてるんだ。だって、ずっと鳴ってる。
と思ったら、電車待ちだったんだけど。貨物列車が長すぎて、ずっと踏切にかかっちゃってんの。だから、ずっと鳴ってたみたい。

ただでさえ少ない電車が、通過していったよ。
止まってあげればいいのに。音別駅にも。

通過していくなんてひどいと思うわ。


これぞぶた福。

2016-09-15 14:22:51 | Weblog


大きなロース肉をめくってめくって6枚めくって、やっとバラ肉が見えるんです。ご飯も少し見えるんです。

豚丼といえば帯広。帯広といえば豚丼。

違います。豚丼といえば、大楽毛のぶた福なんです。ほんとに。

いやぁ、おれ、半分も食えないと思うわ。

これぞ絶景。でしょ?

2016-09-15 14:20:00 | Weblog


大変です!
ご飯が見えません!
ご飯が全然見えません!

こんな絶景を見たことがありますか?
見たことがあるんですか?

ミックス豚丼です。
バラとロースのミックスです。
実はこれ、肉大盛りです。
200円増しです。

つまり、いつにも増して絶景なのです。

ははは。食えないよ。こんなに。

絶景レポ。

2016-09-15 14:12:19 | Weblog


鶴居で休憩がてらブログを書いていた。

きたさんから連絡があった。
イクラ丼食べ放題の漁火祭りが、今年は災害の影響で中止になるとのこと。
災害のせいもあるのだろうけど、秋味の漁獲量が、今年は少ないという。つまり、振る舞うはずのイクラが足りないんじゃないかと、僕は踏んでいるのだが、どうだろうか?
バカな祭りの客に配っている場合ではないのかもしれない。漁師さんたちにも生活がある。

そして、電話があった。きたさんから。
羅臼のキャンプ場にいて、一人で寂しいのか、なかなか電話を切ってくれない。
電話を切ったら、時間が・・・。僕には予定があるのである。
2時までに大楽毛のぶた福に行かねばならないのだ。
ぶた福の絶景を見に!バイクを駆るのである。

釧路湿原、今回はスルー。