ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

こんな時こそ北海道らしく。

2018-10-01 21:18:15 | Weblog


パン屋さんが閉まっていたので、朝ごはんから何も食べていません。

キャンプ場に入ったのも早く、外は暴風。そして雨も降りだす。

とくにやることもなく。

ご飯にするか!となるのです。

最強スーパーで買った、生のラム肉。
焼きます。
味付けをします。
ご飯に載せます。

こうなります。

ラム肉丼。

これもまた、北海道らしい。

そういうの、いいと思います。

トビウオか?

2018-10-01 21:10:51 | Weblog


そろそろ帰るかなぁ、ライハに。
なんて思いながら、まだ海の中をのぞいて歩いていると、「あっ、魚だ!」。

なんだ、あれ?

なんなんだ?あれ?

羽が生えた魚が二匹、ユラユラと水面近くを漂っている。

ゆらーゆらー、ゆらーゆらー

なんだ?羽が生えてるぞ?

君たちは何なのだ?なんていう名前だ?



向こうから長靴を履いた地元のおじさんが、犬を連れて歩いてくる。

僕は叫んだ。

「すいませーん!」

「ここに羽の生えた魚がいるんですよぉ!」

「この魚、なんなんですかぁ!」

犬を連れたおじさんは、近くに来て海を覗き込む。

相変わらず羽の生えた二匹の魚がゆらーゆらーと水面近くを泳いでいる。

おじさんは言った。

「知らねぇなぁ」

・・・

・・・

おじさんは興味なさそうに行ってしまった。

・・・

・・・

知らねぇのかよ!地元のおじいのくせに!
おじい!知らねぇのかよ!

チェッ!おじい!知らねぇのかよぉ!

と、悪態をつく僕なのであった。

二匹の羽の生えた魚は、ゆらーゆらーと泳ぎ続けるのである。

なーにか、ないかなぁ。

2018-10-01 21:04:30 | Weblog


雨が止んだ。
すごく早くチェックインしたので、実は相当暇である。

散歩に行くことにした。徒歩5分で港である。

港のヘリをトコトコと歩く。

ちょいちょい海の中を覗きながら、トコトコと歩く。

どこまでもどこまでも、いけるところまで歩く。

何をみているか?

何か食べられるものがないか、見ているのだよ。

岩牡蠣がたーくはん、壁に張り付いていた。
ウニもちょこちょこ張り付いていた。

どうにかして獲れないかと考えながら歩くのだが、潜らない限り、獲れない。残念である。とても残念なのである。

大きな鮭も見えた。メスの鮭。お腹にはイクラ。

これも獲れない。

釣りに挑戦してもいいが、エサもないしタモもない。そもそも、どうせ釣れない。

海の中をちょこちょこ覗きながら、僕はどこまでも歩くのである。

あぁ、お腹が減ったなぁ。

ライダー専用。

2018-10-01 20:56:35 | Weblog


鏡沼海浜公園。綺麗なところである。

前にも来た。

前にも、台風から避難するために来た。

海が近く、防波堤に打ち付ける波を風が運んでキャンプ場まで届いていた。

そんな時にしか、ここには来ない。のか?

すごく綺麗なキャンプ場である。コテージもある。

キャンプは一人500円。まぁ、相場だ、

キャンプ場の隅っこに、プレハブの小屋が三棟建っている。それがライダーハウス。
ここは一泊200円。

なぜ、キャンプより安い?
これは、永遠の謎。

もちろん、雑魚寝部屋なのだが、前回も一人で一棟を使った。この時期は旅人も少ない。
今回も一人で一棟。貸し切りなのである。これで200円。
キャンプだと500円、

ふむふむ・・・永遠の謎なのである。

シュガートーストは食パン半斤分で100円だった、

2018-10-01 20:47:37 | Weblog


お風呂を出て、いい感じの時間。遅くなればなるほど雨の確率が高まる。早めに屋根のある場所へ。

そう、食料を調達してからね。

パン屋へ。

パン屋の駐車場へ入ると、がびーん!休みじゃん。今日も休みじゃんか。がびーん。

まいったなぁ。縁がないなぁ。

この店で初めて食べたシュガートースト。

その後何度来てもシュガートーストにありつけず、ある時たまりかねて聞いてみた。

「あのぉ、シュガートーストは・・・どうしてないんですか?」

店員さんによると、シュガートーストは食パンが余ったりした時にだけ作るので、滅多に出ないとのことだった。

シュガートーストが食べられなくてもいい。
夢工房のパンが、美味しいパンが食べたかった。1000円分くらい、買うつもりだったのに。ほんとに。ははは。

僕は、雨の中を、海に向けて吹く暴風に逆らいながら、昨日の続きのオロロンラインを走るのである。

風力発電が27機ほど並ぶ名所。晴れていれば壮観だが・・・今日はなんとなく寂しげにクルクルクルクルと回っているのである。

目から鱗の入浴方。

2018-10-01 20:36:47 | Weblog


再びの豊富温泉へ。

鏡沼へ向かう前に、あと二つ、やることがある。

一つは温泉。もう一つはパン屋。

重油温泉。これがいい。

湯治に来る人がたくさんいる。

豊富温泉のふれあいセンターには一般用と湯治用の二つのお風呂がある。
僕はいつも湯治用のお風呂に入る。

昨日、湯治用のお風呂に入っていると、凄まじい入り方をしているおじさんがいた。

湯治用のお風呂には、原重油なるものがシャンプーボトルに入れられて置いてある。

もうそれは、ただの黒い油。ドロドロの油なのである。

それをちょっと気になるところへ塗って、とか使うみたいだ。

そのおじさんが現れた。

原重油をカラダ全部に塗り始めた。みるみるうちに、カラダがまっ茶色に染まって行く。
おじさんは、全身重油だらけに染めて、そのまま壁にもたれて目を閉じてしまった。

とりあえず、風呂には入らない。そういうわけだ。
つまり、おじさんは、今、重油、つまり、豊富温泉の原液に包まれているのだ。つまり、入浴中なのである。

いやぁ、驚いたなぁ。

僕は、昨日、二時間も重油風呂に浸かっていたのだけど、おじさんは、少なくとも一時間かそれ以上、原重油を塗りたくったまま、そこにいたもんな。

そんなこんなで、昨日の重油温泉ですべすべツルツルになったので、今日も豊富温泉の重油を浴びに来たというわけなんです。

レティエのジェラート。

2018-10-01 20:29:26 | Weblog


ヨモギとミルク。

レティエのジェラートは優しい味がする。
無添加。

レティエのジェラートは美味しい。美味しいが、残念ながら、ジェラートランキングベスト5には入らない。

僕がレティエを好きなのには理由がある。

きっと前にも書いたが、レティエを初めて訪れた時に、ここで教えてもらったことが、僕の人生にとても大きな影響を及ぼしたから。

世界で一番強く、世界で一番優しいお父さんが作るジェラートの話。

その後、何度か話す機会があり、色々なことを教わった。

僕が事故に遭った年に、お父さんも大病を患った。四回の手術の末、今では元気だという。

病気を機に、お店のことは子供達に任せ、お父さんはお店には出ない。

つまり、もう何年もお父さんには会えていない。

でも、元気だそうだ。

訪れるたびに、僕は聞く。

「お父さんは元気ですか?」

娘さんが答えてくれる。

「はい、元気ですよ」

今日もレティエのジェラートは優しい味がした。

いざ、レティエ!

2018-10-01 20:25:37 | Weblog


今晩は雨になる。
今晩は野宿というわけにはいかない。 夜通しひどい雨になるらしい。
キャンプというのも厳しいと思われる。

屋根と壁のある場所・・・。

鏡沼海浜公園キャンプ場・・・のライダーハウス。

豊富からの距離は・・・30キロと少し。ははは、近い。

つまり、豊富でのんびり過ごしてもいいということになる。

カッパを着れば、雨など怖くはない。土砂降りじゃなければ、怖くない。

山を一つ二つ越えて、僕の大好きな場所へ。

風がゴーゴーと吹いて。

2018-10-01 09:13:02 | Weblog


風がゴーゴーと吹いて、雨が水平に吹き込んできて、逃げ出したくもなるものだが、逃げ出すも何も、逃げ込む場所もない。

とりあえずカッパを着て、ご飯でも作るか、となる。ならない?・・・なる。

雨が吹き込んで来る方向に背中を向けて、雨を凌ぐ。

何を作るか。

昨日の貝を捌いた際に出た貝ひもの炒飯を作る。

洗い物が面倒なので、フライパンから直接食らう。

貝ひもは噛むのが大変なので、何回も噛むので、きっと、健康にいい。はず。

この困難な状況の中、ご飯も食べて、中々のものである。

グッドモーニング大規模草地。

2018-10-01 08:27:17 | Weblog


雨はさほどでもないが、風が強い。

テントが飛ばされるほどの風ではないが、少しばかり浮き上がったりする。

あと二時間ばかりしたら出発してもいいのだが・・・。

お湯を沸かしたいのだが、たぶん、強風で火が消えてしまうだろう。いやしかし、やってみる価値はある。

この東屋は屋根が高すぎて、雨を防ぐには充分ではない。まぁ、無いよりはマシ、そんな感じだ。

台風の影響下とはいえ、目的が達成できて良かった。
星も見えなかったし、朝陽も拝めなかったとはいえ、ここでゲリラキャンプを出来たというのは、僕にとって幸せなことである。

豊富といえば、豊富温泉。豊富温泉とは重油温泉、灯油温泉、ガソリン温泉などと呼ばれ、好みが分かれる。

好きた人は重油温泉に浸かって帰って行くのだが、僕には他にもある。

パン屋、レティエのジェラート、最強スーパー、重油温泉、そして大規模草地。

グッドモーニング大規模草地。

僕は豊富が好きだ。何度でも来たい、何日もいたい、そんな街だ。