ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

麓郷を訪れる訳。

2018-10-07 23:48:52 | Weblog


やなせたかしさんがご存命の時は、麓郷にあるアンパンマンミュージアムには、やなせたかしさんからの毎月の挨拶が飾られていた。

たとえば僕が九月から十月にかけて北海道を周っている時は、月が変わると、その挨拶を読みに再びアンパンマンミュージアムを訪れたりしていた。

やなせたかしさんが亡くなってからは、当然のことながら、毎月の挨拶はなくなってしまった。

いつも「毎月の挨拶」が飾られていた階段の踊り場で、今まで読ませてもらったやなせたかしさんの言葉を思い出したりしている。

何度も何度も来て、何度も何度もホロリとと泣きそうになる僕は、きっとこの場所が大好きなんだと想うんだ。

富良野に来る訳。

2018-10-07 23:37:34 | Weblog


六花亭カンパーナ。

六花亭の富良野店。

80円のキャラメルを買って、コーヒーを無料でもらって、雨のせいで誰もいない外のデッキの椅子に座って頂く。

眼下には富良野の風景。その向こうには十勝岳。

こうしている時間は至福。

この時間のために、僕は富良野へ来るのかもしれないな。


廃バスの跡地。

2018-10-07 23:18:17 | Weblog


廃バスライダーハウスが撤去された跡地に、ナンバーが取り外された軽自動車が一台。

午後から天気が回復する予定だったのだが、まったく止む気配がない。

カッパを着て、フードを被って、思い出の廃バスの敷地を勝手に散策。

色々なものが、変わらずにそこにあるのに、廃バスがそこにないというだけで、僕とは無関係な場所になる。

そらでも、歩いていると色々なことを思い出す。

廃バスの敷地から川に降りて、マスやイワナを釣って焼いて食べた。

側溝からペットボトルで水を百度も汲んできて、洗濯をした。

僕がここに滞在している間にも色々な人が泊まりにきて、色々な話をした。

ここにいる時は、毎晩白い息を吐きながら星を眺めた。時々、星を眺めながら眠ってしまったりもした。

いつだって、薪ストーブの炎は暖かかった。

雨は止まない。止んだと思ったらまた降り出す。
もしかしたら、今日は終日こんな天気なのかもしれない。

出かけるかな。


グッドモーニング十月の旅人。

2018-10-07 09:54:48 | Weblog


夜通し降った雨は今もまだ降り続いている。
予報ではお昼過ぎには止むようだ。
雨の量はすごかったが、風はほとんど吹かなかってのは幸い。タープもテントも無事である。

昨日出会ったライダーと、こんなことを話した。

十月の北海道がいい理由。
寒くなって、チャチャラしたライダーがいなくなる。
残るのは、寒さなんてものともしないディープなライダー。コアな旅人。一言で言うと変人。変態。変わり者。

昨日出会ったライダーは、それを聞いて笑っていた。

今僕は山部の無料のキャンプ場にテントを張っている。

昨日、キャンプ場に来て最初に目にしたのは、青いブルーシートで覆われたちょっと膨らんだモノ、だった。

キャンプ場にあるちょっと膨らんだものは、だいたいテントであるからにして、おそらくテントだと思われる。
中からウクレレを弾く音が聞こえるからにして、おそらく膨らんだものの中には人がいるように思われる。

流し場には、大量の野菜。真っ黒焦げになった鍋。

・・・ディープだねぇ。と、思わずにはいられない。

グッドモーニング十月の旅人。

うーん・・・ディープだねぇ。と、僕は思わずにはいられない。