ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

今夜は冷える。月形は8度。

2018-10-03 21:38:14 | Weblog


そんなわけで、晩御飯は、ジンギスカン?
生ラムの焼肉?みたいな、感じ。

八時にご飯を食べ終わると、きたさんは「おやすみぃ」と言って車へ行ってしまった。

僕は温泉へ。

きたさんのポイントカードを持って。

水曜日はポイント二倍だって!と僕が言うと、きたさんの心がフッと揺れたようだけど、結局きたさんは温泉には来なかった。

さてと、まだ本調子ではない僕なのである。

きたさんに振り回されようとなんだろうと、旅は続いているわけだから、泣き言を言うわけにはいかない。なんとか治さなければ、自分が辛いだけだ。

アクエリアスを飲んだ。電解質でパピポピと治るといいのだけど。

夕焼けが綺麗だ。

2018-10-03 21:33:05 | Weblog


買い出しに行く。

どこへ行く?

「LAWSON」

なんで?なんでLAWSON?

「LAWSONが安いやん。」

LAWSONは高いだろ?コープは?コープはないの?

「あるけど、コープは高いやん。ここのコープは高いんや。」

うそだろ?LAWSONよりも高いコープなんて存在するのか?

LAWSONで何を買うのさ?

「ジンギスカン」

ジンギスカン?LAWSONで?売ってんの?


結局、僕らは月形の少し小さめのコープへ行って、生ラム肉とモヤシを買って来た。

僕はきたさんに聞く。

ねぇ、なんでLAWSONって言ったのさ?

「ん?」

晩飯をからあげクンで済ませようと思ってたんじゃないだろうな?

「あれ、うまいやん」


何から何まで、謎なのである。

なんなんだ、こいつは?

きたさんのホーム。

2018-10-03 21:28:01 | Weblog


月形町にある、月形キャンプ場。200円。
札幌から50キロと少し。

きたさんは、月に二度のペースでここを訪れているらしい。管理人のおばちゃんも、きたさんの名前を覚えていた。

さぁ、テントを張ろう!

きたさんは言う。

おれ、車の中で寝るわ。テント張るの面倒やわ。

・・・

おまえ・・・おまえがキャンプをしようと言ったんじゃないか!

まぁ、いいんだけど。

覚えていますか?

2018-10-03 21:22:24 | Weblog


深川の画家先生のことを、覚えていますか?

何年も前に訪れて、このブログに書いた。

30年かけて、一つの作品を制作している、という話。

その続きを見たくて、何度もここを訪れたのだが、閉館時間を過ぎていたりなんだったりで、あれ以来あの絵を見られていない。

画伯はいるだろうか?会えるだろうか?

おまけに、きたさんを連れて行って大丈夫だろうか?

大きな絵のある大講堂まで、いくつもの展示室を見て回る。

きたさんは言う。

「これくらいなら、おれでも描けるな」

やめなさい。


そして、画伯はいた。

画伯ときたさんと三人で長いこと話した。

その後、画伯の奥さんときたさんと三人で、珈琲を飲みながら長いこと話した。

「また来ます」と言った来たさんの言葉が本心かどうかはわからないが、なかなか楽しい時間を過ごせた。

何年か越しの願いが叶った。とても嬉しい。

身軽シャドウ

2018-10-03 21:17:32 | Weblog


僕のバイクは身軽になった。

きたさんが、荷物は全部車に乗せてきや!軽い方がええやろ?

荷物がなくなると、驚くほどスイスイと走れる。


ルモイ丼を食べたら月形にでもどこへでも行ってやる!と言ったのだが、そうはいかない。

僕はきたさんに言った。

ちょっとさ、深川に寄って行こう。おれ、行きたいところがある。

自分の意志を曲げては、きたさんと旅は出来ない。
強い意志を強引に押し通してこそ、一緒にいられる。

そうじゃなきゃ、無理っしょ?

勝手に来て、勝手に目的地を決めちゃうんだから。

何もないルモイ。

2018-10-03 21:14:40 | Weblog


多分だけど、美味しかったんだと思う。

「おれが食べてるところの写真を撮って、ラインで送ってや」

ときたさんが言っていた。

食べ終わると、自分の洗剤とスポンジを出して、洗い物もしてくれた。

ははは。

喜んでくれて良かったよ。

楽しかったな。ルモイ。何もないけど。

特撰海鮮丼。

2018-10-03 21:08:45 | Weblog


キャンプ場へ戻ると、早速ご飯の準備を始める。

とにかく風が強い。海っぺり。きっと、世界で、ここだけ風が吹いているような気がする。

真ツブを叩き割って身を取り出す。前に食べた時に、痺れ毒があるからチーズみたいなところは食べてはダメと言われたのを覚えているので、丁寧にさばく。

ボタンエビは頭を取って殻を剥く。

きたさんがいて良かった。一人じゃ絶対に食べきれない。

強風の中、無事にご飯も炊けて、ルモイ海鮮丼の出来上がり。

真ツブなんて、高くてなかなか食べられない。超巨大ではないにしろ、そこそこの大きさであると思われる。

きたさんに、「さぁ、どうぞ!」と言って、僕は写真を撮るのである。

やらねばならぬこと。ルモイで。

2018-10-03 21:02:25 | Weblog


きたさんが言う。

あんな、今日は月形のキャンプ場へ行こう。パークゴルフもあるし、温泉もある、札幌からも近い、最高やん。

あのね、きたさん、どうして、僕の旅の僕の行く先を、きたさんが決めるんだよ?おかしくないか?

僕は言った。

100歩譲って、今日は月形のキャンプ場へ行ってもいい。でも、留萌でやらなければならないことがあるんだよ。
魚を食わなきゃいけない。留萌の魚をさ。それが達成できたら、よしわかった、月形でもどこでも行ってやろうじゃないか。

天気が悪い。暴風。雷、雨。

きたさんの車に乗って、魚屋へ出かけた。

昨日下見をした駅前市場。

真ツブとボタンエビ。この辺で手を打つ。真ツブは留萌産。ボタンエビは増毛産。

きたさんは、興味あるのかないのかわからないが、お金を払った僕の財布の中に500円玉をポトンと落とした。

いいよいいよ、ここはおれが・・・と僕は言ったが、きたさんはトコトコと行ってしまった。

グッドモーニングルモイの強い風。

2018-10-03 12:12:24 | Weblog


夜中の3時半まで、高熱と戦っていたのだと思われる。汗をかき、水を飲み、汗をかき、そのあとは眠った。

9時にテントの外に出ると、きたさんが怒っていた。

「何時まで寝てんねん」

だからぁ、おれはぁ、風邪を引いてんの!

グッドモーニングルモイの強い風。

きたさんと遊ぶ。

ははは。なんだ?この旅は?

すごく面白い。