先日の素敵な絽小紋のご婦人、安齋さま。
素敵な絽小紋をお召の上、会場を仕切っていらっしゃる~~。
そういう方にウチキな私メが話しかけることができたのは、あの方のキモノ・ヘアのお蔭ではないかと思い至った次第。
(とは言っても、近寄られる側は迷惑かも~)
この高級きものに、この無造作ヘアが、「話しかけてもいいよ」と言ってくれているような~~。(言ってない、言ってない~~)
これが、たとえば美容院に行って造った「美しいキモノ」のようなきっちりヘアだったら、とても近づけなかったのではないかと思うのです。
というより、あれほど近づいて拝見したかどうか~~。
何気ないヘアが、「いつも、気軽にきものを着ている人」ということを教えてくれたような気がするのです。
きものヘアって、その人を表すメッセージなのではないでしょうか。
頻繁に着れば着るほど、着るときに力が抜けて、それがいい味を作るのではないかなあ、なんて~~。
いいきものだとしても、着るたびに美容院に行くわけにいかないので、常日頃の練習は大切。
帰宅して、安齋さまのヘアを、写真を見ながらマネしてみました。
②土台のお団子を作り、そこに下の毛を巻き付けます。
③そこに最初に取っておいた横の髪を重ねると出来上がり。
私の場合は、お団子の位置が少し高くなりました。
横の髪を緩めにすると、また違う雰囲気になるように思います。
安齋さまは、緩めにかぶせていらっしゃいますね。
下にすると、落ち着いた感じになります。
毛流れまで撮りたいけど、照明強くしないとダメみたいです。
少し下にお団子を作り、鼈甲の飾り櫛を挿すと、
古風な雰囲気になりました。
髪質や顔の形によって、同じヘアを作っても違う雰囲気に。
それがいいんですね。
若い頃は「どうして、雑誌のモデルと同じようにならないんだろう」なんて考えておりました(笑)。
で、その日の私のヘア。
上の髪をとっておいて、下の右半分を
お団子にして台に。
その上に、最初に取っておいた髪をかぶせるというよくあるヘアです。
最後に、R子さんのヘア。
前はポンパで、後ろはお団子。
仕組みは簡単だけど、襟足を、こんなにきれいにあげられる人はなかなかいません。
ジェルを結構使うそうです。
きりりとした、やはり、こちらも彼女のキャラクター伝わってきませんか?
ワタクシのキャラ? あれもこれもやりたい、とっ散らかった~(汗)
というわけでキモノ・ヘアいろいろでした。
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