浴衣姿に魅かれて手に取ったものの、もとの場所に戻したのは「FRaU」(フラウ」(講談社)
梨花さんというタレント、若い人に人気があるそうです。
その方が表紙で、タイトルは「梨花の和」。
家もパリっぽい雰囲気から和のシンプルモダンなテイストに変えたといい、「もともと和食や和菓子が好きで、和のものは触れていると気持ちが凛とする~~」と梨花さん。
これから年を重ねる準備として「和」を選んだのは、着物好きとして賢い選択だと思います。
エラそうですね、済みません(汗)。
なにしろ、和のものって、年を重ねるにつれて良さが出るんだものね、と我田引水?
ぱらぱらとページをめくったものの、表紙の浴衣は別にして、きもの着ているわけではないし、あとは食器や和菓子の紹介~~。
目新しい感じがしなかったので、一度は棚に戻したわけです。
ところが次に入った書店で、どうにも気になって再度めくってみると~~。
こんな素敵なページを見付け、レジに。
「AUTHENTIC Style](本物のスタイル)のタイトルで、きものを紹介しています。
スタイリングは、きもの着る人にはおなじみの秋月洋子さん。
彼女、こんなモダンなスタイリングもするんですね。
「七緒」などとは一味違った味わい。
ヘアメイクさんの力もあると思うのですが、まずアンティークきものに、このシンプルヘアが素敵。
これでぐっと着やすく、かつ現代的になります。
帯結びもやはり凝らずに、片流しでシャープに。
このお値段ならすぐに買えるし、ドレス以上に場をさらうのではないでしょうか。
※着付けのうまっちさんが素敵な情報をくださいました。
このアンティークきもの「ICHIROYA」さんといって、ネットでも買えるようです。可愛いアンティークがいっぱい。
こちらのヘアも小さくまとめ、半襟も可愛い。
帯揚げにモノトーンの縞を持ってくることで、やはり今っぽくなっています。
若い人の重ね着のセンスが発揮されそうです。
古典柄もいいですが、若い人は縞や格子から入り、ヘアをシンプルにすることでぐっときものに入りやすくなりますね。
先日BSでやっていた「大奥」に関した番組にゲスト出演なさった鶴田真由さん。彼女のシンプルヘアも素敵でした。
フォーマルにこのヘアが似合うのは、美人だからでしょうか。
さて、雑誌では和風のメイクも紹介しています。
和のメイクはアイラインの黒の線を強調、あと、赤い口紅、だそうです。
きもの雑誌ではない女性誌の、こういう特集、好きです。
きものばかり載っているわけではないので、きもの好きにはコスパは良くないですが、きもの雑誌とはまた別の魅力があるように思います。
女性誌にこんな特集が増えて、着物は高級なものだけではない、楽しいし、カッコいいものだと若い人がもっと、もっと楽しめるようになるといいですね。
もちろん、梨花さんにも、これから素敵なきもの姿をどんどん見せていただきたい、ものです。
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