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着つけ師のお仕事バラエ&「KIMONO姫」の~~

2014-08-26 07:39:34 | 着付け、試行錯誤

 

 


先に「関東巻と関西巻」の記事をアップしました。

出前きつけ のうまっちさんから、とてもわかりやすいHPを教えていただきました。

 

「帯の仕立て屋 みつやま」さんのHP「帯の関東巻と関西巻」です。

そのなかに、「もう、どっちでもいいよ」と思われる方は正解です。どっちでもいいと思います。誤解を生みやすい言葉は使わないのがベストです」なんて言葉があって、その通りだと思います。

「時計回り」と「反時計回り」と呼びましょうと提案されています。

うまっちさん、混乱させてごめんなさい。



そのブログを書くときに棚から取り出した「KIMONO姫」で気づいたこと。

P1090744高橋マリ子さんの美しい表紙とアンティークのきもの。

このきものの着付けをなさっている方は大久保信子先生なんですね。

P1090745



大久保先生といえば、「美しいキモノ」やら「七緒」やら「クロワッサン」で活躍。

前にどなたかがブログに「七緒」と「KIMONO姫」の着付けの違いをお書きになっていましたが、まったく違うタイプのきものですね。

着つけも「KIMOの~」の方は、幅広の帯に位置も高めです。

大久保先生は、池田重子さんのアンティークきものの着付けP8235342

もやっていらっしゃいますが、

こちらはどちらかといえば、正統派。



昔は帯を高く結んでいたので、アンティークきものの場合、雑誌によって、その着付けを調整なさっているようです。

唐桟縞を昭和初期風?に着てみる」



雑誌でおなじみの着付け師では森田空美先生などもいらっしゃいますが、森田先生はどちらかというと、

「この着付けは森田先生だわ」とわかるものが多いように思います。

森田先生は、「きものをぐっと現代的にアレンジ」タイプですね。

笹島寿美さんや石田節子さん、補正をするしないなど、人によっていろいろ。

 



同じ着付け師さんでも、習ったことを踏襲するだけではなく、現代に合わせたり、昔きものを研究したりと、シロウト身には新鮮でした。

やはり「時代着つけ」に興味を持つ方は、ドラマやお芝居方面に進むのでしょうか。そういう着つけ、教えてくれるところあるのでしょうか。

 



思いがけない場所で見つけた大久保先生のお名前から、着付け師さんのお仕事のバラエティを感じました。



で、もう一つ、面白い発見。

P8195274右の写真を見ておかしいことに気づきませんか。

気づいた人はエラい!?

そう、「KIMONO姫」ではなく「KIMONO道」になっています。

校閲ミス?かと思って奥付を見ると、すべてそうなっています。2002年の発行。

最初のネーミングは「~~道」だったようです。

でも「道」では「茶道・武道・華道・剣道」というように、「修行」を連想させて楽しくない、ちょっと「けものみち」(獣が通る道)をも思わせるしね、ということで(推測です)、「~~姫」と変えたのではないでしょうか。



そのあと、増刷されたものはすべて「姫」

この一冊は貴重じゃない?

そのうち高く売れるかも、ね~~??

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コメント (3)
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