ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

鴎外の美し過ぎる妻

2014-08-02 08:22:20 | アート・文化

このところ寝る前などに眺めているのは古い写真。

といっても、もちろん自分のアルバムではございません。

「幕末・明治美人帖」といったもので、でもこれっていろいろあるんです。

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これは前にご紹介したもの。(ポーラ)

幕末・明治の気になる御仁の顔(かんばせ)」

もう一つは、右側。(新人物往来社)

この写真集、面白いネタ写真満載な

のですが、本日は、こちら。
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森鴎外の美しすぎる妻、志げさま

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鴎外の母は「世の中にこのような美しき人もあるものか」と驚き、鴎外自身も「美術品らしき妻を迎え、心配だ」と述べている。

このとき鴎外、惑わずの40歳。志げは22歳。18歳の年齢差だったそう。

『贅沢貧乏』などの作品で知られる作家森茉莉のお母様です。

けれど、この方と鴎外の母との確執はすさまじく、苦労なさったとか。



中学生の頃に、「舞姫」の感想文を書かされた記憶があり、この方、イカめしいというイメージが強く、大人になって「雁」など素晴らしい作品を読みましたが、近づきがたい感じ。

その人の奥様のことなど、考えもしませんでした。まあ、それがフツウなでしょうが。

漱石などは、奥さんのことよく書いていますね。



そんなわけで、「舞姫」のモデルがドイツから追いかけてきたなど、鴎外ってモテたんだなあと、改めて男性としての鴎外を見直し(?)た次第です。

P7304664



こちら、若い頃の鴎外。

まっ、東大医学部、陸軍、ドイツ留学というエリートコース驀進だから当然といえば当然でけどね。







右は50歳ごろ。P7304665_2

皆さまはどちらがお好き?

作家にしておくのは惜しい?くらいの味のある顔ですね。

男の性格、知性って、やはり顔に出るのでしょうか。

いやいや、女だって~~。

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コメント (2)
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