「マッサン」が面白いので、二人の実話を描いた本を取り寄せました。
いくつかあった本のなかから、タイトルがいいので、これをチョイス。
「琥珀色の夢を見る」(松尾秀助・朝日文庫)
「琥珀色」とはもちろん、ウイスキーの色のことですが、
いい色ですね。
舞台となったのは、広島の竹原。
もう毎朝、バリバリの広島弁を耳にできるのが、なにより?嬉しい。
「故郷のなまり懐かし朝ドラの画面のぞきそに聴きいいる」
ワタクシメ、呉という、ほら、戦艦大和と作った港街で生まれ、広島の市内に引っ越しましたが、
その途中にあるのが、竹原。
当時は、とても小さい駅、だったことを覚えています。
今度機会があったら、行ってみたいものです。
さて、リタ(エリー)さん、外国からきたものの、日本人になりたいと、
「できるものなら鼻を削り、髪も黒くしたい」とまで言っていたそうです。
実際のリタさんの写真です。
知的な雰囲気が漂っています。
戦時中は子どもたちに、敵国人として
「やーい、やーいアメリカ人」とからかわれたと言います。
「いえ、違います。実際はスコットランド、でも独立していないからイギリス人なんですけどね、それが何か?」
とは言えない時代だったのですね。
いや、アメリカ人とともかく、異質なものを排除するのは、いつの時代でも悲しいですね。
お正月にはきものを着て、日本髪まで。
リタさん、その生涯は短く、肝臓を悪くして64歳でお亡くなりに。
「マッサン」は、悲しみのあまり何日も部屋から出てこず、火葬場にも「ワシはいかん」。
彼女の遺骨の入った香炉を床の間に置いて、墓ができるまで寝食をともにしたとあります。
強い夫婦愛、純愛ですね。早くも涙出ます。
早ネタで、済みません。
というわけで、最後はお二人の、若かりし頃のツーショットでこのブログを終わりたいと思います。
「麦の唄」スタート♪
懐かしい人、懐かしい風景~~。懐かしい広島弁~~。
うーん、顔の大きさ、違いますね(そこですか~~)
それでも(関係ないでしょ!、愛に顔の大きさは)羨ましい二人の愛。
ワタシクは、あとで、一人寂しくウイスキーでも飲むことにしましょうか。
「ウイスキーはお好きでしょ~~?」
ワタシ下戸だった。すっかり忘れてたわ。
アッ、これはサントリー。ニッカとサントリーの話も期待しちゃいます。
NHKしかできない企業話。
しかし、今回の朝ドラ、男性が主人公なのね。
ずっと女性が主人公「ゲゲゲの女房」とか~、だから、最初「マッサン」ってエリーさんのことかと思ったわ。
本来なら「マッサンの女房」ってタイトルだったのかも~~?
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