帝国劇場でやっているユーミンの舞台(初日!)に
行ってきました。
ワタクシは、特にユーミンのいいファンではなく、
熱心に聞いたわけではないのですが、
まあ、同世代ですから、
ドラマや映画とともに、彼女の歌は身近にあった。
「チケットがあるから」と言われて、
万難を排して?行ってきました。
「あなたがいたから私がいた」とのタイトル。
そうか、母と子の話ですか?
親がいるから子どもがいる、んですものね。
と冗談半分に言っていたら、ホントにそうだった。
ユーミンのコンサートは
ド派手な仕掛けで知られていますが、
舞台なんてやっていたのね。
何年か前に、同じ帝国劇場でやったそうです。
舞台は、1984年のとある老人ホーム。
ユーミンとホームが結びつかなくて
「ええっ!」と思ってしまった。
記憶力の低下した一人の女性の、
戦中戦後の友情、愛情を回想形式のドラマで描き、
その合間にユーミンが登場して、
そのシーンにふさわしい持ち歌を披露
するという仕掛けです。
皆、感動して泣いていたよ、ドラマに?歌に?
歌が感情を盛り上げるんだね。
さすがと思ったのはカーテンコール。
どんなに拍手しても、
なかなか応えてくれない~~。
でも初日だしカーテンコールないはずないよね、
と思っていたら、
アイデアあふれる趣向が始まって~~。
ワタシクは、こちらに感動しました~~。
というわけで、若い頃を思い出しながら、
ユーミンワールドを堪能したわけですが、
このときのきもの、というより、
帯留、何にしようかと考えた。
「卒業写真」のアルバムでは重いしなあ。
ということでヒラメイタ!
我ながら、感心するわあ。
時計です!
ユーミンといえば、
「止まった時間」「時をかける~~」
「あの頃は~~」「砂時計」といった
時間に関する歌詞が多いような気がします。
プレイバック、現在から過去を振り返って懐かしむ、
郷愁、セピア色の思い出。
そこで、古い時計のバンドを外して、帯留に!!
電車に乗って立っていたら、
座っている人に「時計なんですね」と声を掛けられた。
というわけで、ユーミンの舞台の収穫は、
時計の帯留が増えたことでした。
これも「物欲を制す」?
そんな日のコーディは、琉球紬単衣に、渋ピンクの紬帯。
「瀬戸内直島へ!」のときの着物です。
青春の青が欲しくて?、青の帯揚げ。
昨年の同じ日に、同じきもの着ている!
これも珍しい。
ユーミンに因んで?セピア色にしてしまいした。
「~~時はいつでも大切な友達、
過ぎていくきのうを
物語に変える~~」
というわけで、
「物語」ばかり増えて持ち重りしている
ユーミン世代の紫苑でした。
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