夏の終わりに終わったワタクシメが立てた、一年半もかかった企画が終わりました。
およそ二か月経ち、いろんな媒体で取り上げていただけるようになりました(喜!)
初めての分野での、初めての挑戦。企画を出した当時はみな「??」だっただけに、嬉しさもひとしおです。
仕事のことはあまり書かないようにしているのですが、まあ、今回はお許しくださいませ。
で、まだヒットにはなっていないのですが、「ヒットの予感かい?」あるいは「ヒット祈願かい?」という、こちらの勝手な願いばかりを託して、メンバーと飲み会を。
場所は築地の小料理屋さんです。
仕事がらみであり、築地という場所でありと、きものは少し抑えめの紬にしました。
黒地に赤と白が織り出されたこの着物。かなり前からわが家にあったものです。きもの着始めた当時に丈がちょうどいいからと持ち帰ったものの、「地味!赤が入っているのでダサい」などといい、ずっと放りぱなし。
整理のときに取り出して眺めてみたら、「結構、いいじゃん」
和裁の先生などに見ていただいたら「琉球ものじゃない?」
柔らかく軽く、身体に添うように流れて着心地がいい。
特に、琉球ではなくても、これから愛用の一枚になりそうです。
といいながら、気になるのは貧乏性の性?
調べてみました。
上の二枚の写真は澤地久恵さんの「琉球布紀行」(新潮文庫)の琉球絣です。
娘の見立てを笑えませんね。初期の頃は、ほら、見た目華やかなものに憧れていましたから。
きものがおとなしいので、帯周りは少し華やかに。
青緑の帯揚げ
ブルーの帯締め。
葡萄の帯留です。
実り豊かに育ちますように、という願いを込めました。
半襟も、明るく。
というわけで、今回は思いがけず掘り出した仕事、いえ紬のお話でした。
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