先の、老化、いえ蘆花(ろか)公園のコーディです。
この着物、一応訪問着に入るんだと思うけど、訪問着というほど気取ってなくて、「いや、古くてごめんなさい」って雰囲気が好きなんです。
前に着用したのは、
「娘の退社慰労会」(娘の再就職も決まり、演技のいい訪問着?)
(引っ越してから前のブログ写真と、カメラとの相性が悪くて飛んでいるところあります。ごめんなさい。そのうち手入れしなくちゃ)
遊びに使える訪問着なのです。
裾の模様には刺繍もしてあって、芸が細かい。
肩の更紗模様も好みの色合い。
訪問着の特徴である、胸のところに模様があるのがあまり好きではないので、行くときには
ショールで隠してお出かけしました。
帯周り。
帯は前は赤の更紗だったけど、コートなしで赤は抵抗があったので、紺の伊勢型にしました。
帯揚げは赤茶。この色秋には使えます。使用頻度高いです。
帯締めは紫と山吹のツートン。これも頻度高し。
帯留は、琥珀の葡萄。
私、これ、ずっと鼈甲かと思っていたら、お店の人に琥珀って教えてもらったの。琥珀、今はもう取れないから大切してくださいって。はい、します。
半襟は菊刺繍です。
ご一緒してくれたR子さんは、
龍郷大島よ。
帯は紬のモノトーン、初おろし。
帯揚げに紅葉の朱をもってきて、帯締めの紺?で引き締める。
帯留は茶色のストーンです。
今回のポイントは半襟で、一度ベージュっぽいものにしたけど、あまりに普通すぎてテンションあがらず、紅型の生地を持ってきたそう。
これでぱっと華やかになりました。大島、渋くて、そこがいいんだけど、沈みがちだからどこかに明るい色もってくるほうが、私も好きです。
最後に蘆花先生のこんな言葉を。
「書物ばかりでは悪魔になる。労働ばかりでは獣になる」
といことで先生は「晴耕雨読」の生活を実行されたとか。
はい、ワタクシも「悪魔」や「獣」にならないように、雨の日に仕事、晴れの日にはせっせとお出かけ、「晴出雨読」といきたいものですが~~。
芦花公園の駅近辺は、店はあまりなくて、私たちは千歳烏山から行きました。
シャレたお店もあまりなくて、駅周辺は商店街。
ランチするなら、「エノテカ・クラフト」でしょうか。お昼どきには、人が並ぶほどの人気です。
樹木の葉っぱも、色づき始めました。
最後までありがとうございました。
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