昨夜放送のドラマ「ドクターX-大門未知子」(テレビ朝日)。
最初だけでもと思って見たら、岩下志麻さんが、きもので登場、そのシーンが強烈だったので、つい最後まで見てしまいました。
まずは、華やかな訪問着。
そうそう、彼女は、もと看護師で、引退後も看護師界の「春日の局」と言われている大御所だそうです。
看護師って、すごいのね。
大門こと米倉さんと最初の対決のシーン。
岩下さんが、「なんですか、その恰好は」と、持っている杖で大門の足や腕をパシパシ叩くんですね。
批難すればするほど、米倉さんの長い足や二の腕の美しさが強調されるという演出。
これはうまいです。
続けての登場は、孫の病室での絞りのきもの。
白い、岩下さんには珍しい花の帯です。
次は紺のドットっぽいきものに、少し朱が入った更紗の帯。
ドラマはきもの主体ではないので、なかなか全部が見えないのが残念です。
後ろから見ると、片身がわりのように見えます。結城のような気がします。
次はベージュの琉球もの。
こういうの持っています。
もちろんレベルは違いますね(汗)
帯は緑の入った紬。
そして最後の一着は、ベージュに更紗の模様が縦に入った、これはお召?
帯は紅型で、おそらく栗山さんのではないでしょうか。
肩や衽に更紗模様。
とにかく岩下さんのきもの、店に入って、「一番高いの頂戴、お金に糸目はつけないわ」といった感じのセレブきもの。
でも、今回、目が行ったのは、米倉さんのシンプル・ショートヘア。
いや、こういうシンプルなヘアが似合う人、いいですよね。
そして、もちろん、あのセリフ。
嫌味や批難されると出てくる、「わたし、失敗しませんから」
「なに、たかが助手のくせに」「~~助手でも、ワタシ失敗しませんから」
はい、ワタクシもこのセリフ、応用して使いたいです。たとえば、
「まあ、きものお出かけですか。いい御身分ですね」
「~~はい、ワタシ、セレブですから」(笑)
「なに、そんなチープなきもの着て」
「~~チープでも、わたし、センスでいきますから」(笑)
そんな風に言い返してみたい、ものです(汗)
もちろん、実力あってのセリフ、です。
まっ、それができないからドラマがスカッというわけなんですがね。
せめて心のなかで秘かにツブヤキ、といきましょうか。
関連記事
励みになります。
気が向いたら応援ポチ嬉しいです。