着物熱の初期の頃に、うなされたようにゲットしたものの、箪笥の肥やしになっている着物。
まあ、断捨離してもいいのですが、なぜか未練がある。
そんなとき、ふと見た古いきもの雑誌。
「美しいキモノ」の2010年秋号(アシェット婦人画報社)の
中谷美紀さまがお召になっている紬。
志村ふくみさんの娘洋子さんの草木染めです。
うん、似たような色合いのものがあったな、と探しだしたのはこちら。
もちろん似ているのは色合いだけで、名もなき無名の着物です。
それでいいの。
このきもの、どんな帯を合わせていいのか皆目わからず、放りっぱなしになっていたのです。
そこで、雑誌と同じように、黒の帯を合わせてみました。
うん、いいかも。
でも、この色合わせ、雑誌を見ないと思いつきませんでした。
このまま終わろうと思ったものの、置きコーディと実際は違うことがわかっているので、
早速着用してみます。
うん、顔がない分、なかなかいい感じ。
中谷さんの美しさに目を奪われないよう、きものだけをアップしてみます。
似てません?
もうこれで臆することなく、着て出ることができるかもしれません。
ちょっと似ている、というだけで、この満足度。
ついでに、ほかの帯も合わせてみます。
うん、これもいいかも~~。
別の帯を置いてみます。
ブルーグレーの花織帯です。
こちらは少し優しい感じ?
でもやはり黒のほうが引き締まってますね。
甦らせるコツは、やはり同系色コーディかもしれません。
市松の帯締めにひょうたんの帯留。
グレーの絞り帯揚げ。
はい、古い着物を蘇らせるのだって、「物欲を制す」方法の一つ。
だって中谷さんの着物、買わずに済んだでしょう(汗)??
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