ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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瀕死のきものを蘇らせる――物欲を制す④

2014-10-08 08:37:03 | きものコーディネイト

 

着物熱の初期の頃に、うなされたようにゲットしたものの、箪笥の肥やしになっている着物。

まあ、断捨離してもいいのですが、なぜか未練がある。

そんなとき、ふと見た古いきもの雑誌。

 

 「美しいキモノ」の2010年秋号(アシェット婦人画報社)の

中谷美紀さまがお召になっている紬。

志村ふくみさんの娘洋子さんの草木染めです。

うん、似たような色合いのものがあったな、と探しだしたのはこちら。

 

もちろん似ているのは色合いだけで、名もなき無名の着物です。

それでいいの。

このきもの、どんな帯を合わせていいのか皆目わからず、放りっぱなしになっていたのです。

そこで、雑誌と同じように、黒の帯を合わせてみました。

うん、いいかも。

でも、この色合わせ、雑誌を見ないと思いつきませんでした。

このまま終わろうと思ったものの、置きコーディと実際は違うことがわかっているので、

プロでも難しい置きコーディの理由」

早速着用してみます。

うん、顔がない分、なかなかいい感じ。

中谷さんの美しさに目を奪われないよう、きものだけをアップしてみます。

似てません?

もうこれで臆することなく、着て出ることができるかもしれません。

ちょっと似ている、というだけで、この満足度。

ついでに、ほかの帯も合わせてみます。

うん、これもいいかも~~。

別の帯を置いてみます。

ブルーグレーの花織帯です。

こちらは少し優しい感じ?

 

でもやはり黒のほうが引き締まってますね。

 甦らせるコツは、やはり同系色コーディかもしれません。

 

 

市松の帯締めにひょうたんの帯留。

グレーの絞り帯揚げ。

 

 

はい、古い着物を蘇らせるのだって、「物欲を制す」方法の一つ。

だって中谷さんの着物、買わずに済んだでしょう(汗)??

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コメント (6)
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