連休で帰ってきたものの、台風でどこにも行けない娘、
自分で着付けをやってみることにしました。
娘は、高校や大学の卒業式、成人式、
親戚の結婚式などには、きものを着ているのですが、
もちろんすべて人にお任せ。
自分では着ることができません。
夏の浴衣などは、どうにか手伝いながらは着るのですが。
写真というと「ピース!」の時代。あまりいいポーズとは思えません。
「あなた、着物は最高のファッションよ」という母の言葉に、
最近は少しは動かされている?ようです。
自分なりのファッションに少し目覚めたせいかな。
そこで、早速私の着物を取り出したところ~~、
「わあ、地味」
えっ、これが地味ですか、と母は思うのですが、
きものと言えば振袖、と思い込んでいる娘は、
紬とか縞は「地味!」に見えるのです。
これが、まあ、一般的な女の子の、着物に対するイメージかな。
母の着物を見る機会、あるでしょ、と言いたいけど、
母の着物姿に興味を示さない娘です。
そこで手元にある若い子向けの着物本を見せて、
「ほら、着ているものは地味そうでも、
実際に着てみると可愛い、カッコいいでしょ」
で、練習用に着てみました。
先の千円台でゲットしたピンク縞小紋です。
それに帯は可愛いものをと、ドット帯。
娘は私より身長がおよそ7センチくらい高いのですが、
まあまあ、私の着物でもどうにか着られます。
裄が短いかな。
帯揚げの色と帯締めの色は娘のチョイス。
帯揚げに鮮やかな瑠璃色を持ってくるところは
グッド!
ちょっと衣紋抜きすぎ? これも振袖のイメージから?
背中んはシワがよっていますが、ビギナーにしてはまずまず。
まずは着る楽しみを知ってほしいと思います。
ベテランさまは目を覆いたくなるかもしれませんが。
こういうのを「パラシュート学習法」というのだそうです。
最初から学ぶと、大変なので、
とにかく着たいイメージを作ってしまい、
そのあと、自分がもっときれいに着たい、
そこを集中的に練習していく、わけです。
ワタシクはもっぱらその方式です。
着付け教室、最初は敷居が高いし、
昼間仕事をしているので、時間もあまりない。
ときどき、こうして着てみながら、
時間かかっても着られるようになれば、嬉しい。
私は若い頃はしきたりが窮屈で
きもの、あまり好きではなかったので、
娘にはまずは楽しんで着て欲しいのです。
「お茶も、また行こうかな」なんて言うようになって~~。
着物をきっかけにいろんなことに興味を持ってもらいたいな。
それでも、すぐにスマホが気になる娘です。
次の着物はいつになるのかな?
娘の友達にも、「着物着たい」という人何人かいるそうです。
「あっ、これあげて、あれもあげて」と
おせっかいおばさんになって
敬遠されないように気を付けないとね。
せっかくの着物人口の芽を摘まないよう、
うるさいことはなしにしておきます。
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