相方の田舎の空き家になっている庭に、柿の木があって隣の家の屋根の上まで枝が伸びてしまい迷惑をかけている。
隣も空き家なのだが、柿の葉っぱや熟した実やらが落ちるのを防ぐ必要があった。
一日延ばしにしていたが、田舎では11月3日は昔から神社の例大祭が催されることになっている。
子供の頃は、祝日なので学校も休みだし、神社を起点として集落の果てまで出店が並んで子供には楽しい一日だった。
神楽が舞われたりしていたが、しばらく途絶えた時期もあって、今頃どうなっているかとちょっと期待があってこの日に田舎行くことにしたのだ。
実家に近づくと、道路にも延々と車が駐車していて、果たして家の庭に入れるかどうか心配したが、入り口の付近はちゃんと空けてあった。
車を停めると、すぐ近くの神社からなにやら打楽器のような音と、カラスがすぐ近くでガアガア鳴いているのが聞こえてきたので、柿の処置は後回しにして神社へ歩いた。
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地震で壊れていた鳥居も再建されていて、子供の頃は乗っかって遊んだ狛犬もちゃんと2頭とも修復された台の上に乗っていた。
集まっている人は意外と若い男女が多くて、カメラを構えたりして南側の大きな銀杏の木のある境内の方を見つめている。
階段を上がってみると子供たちの鼓笛隊が演奏をしていた。
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多分幼稚園生だと思うが、何やらの団体旗のようなものを掲げたりしている。
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曲が終わるたびに、割れんばかりの拍手が起こる。
多分自分の子供や知り合いの子供が演奏しているのだろう。
私たちの子供の頃は、大人の神楽を見て喜んでいたものだが、今は子供の演奏で大人が喜ぶ時代になっていたのだ。
形はどうあれ、一年に一度は氏子一同が鎮守の森に集うというのはなかなか良いものだ。
さて、子供たちの演奏が終わると、何のために今日はここに来たのかを思い出した。
他所の庭まで越境している柿の木の枝を切断し、あわよくば成っている柿を一網打尽にしようという魂胆だったのだ。
最終的には、越境している枝は全部幹の付近から鋸で切り落とした。
この際、枝に付いたまま落ちてきた柿は回収した。
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高枝切ハサミの、先端にノコギリをセッティングして、ギコギコとやるわけだがこれが相当に力がいる。
かなり時間もかかったが、実をつけていた柿の3分の1くらいは手に入れた。
家に帰って、さて柿を見つめながらこれを全部皮を剥いて紐にぶら下げることを考えたら気が滅入ってしまって、明日以降に先延ばしすることにした。
明日以降一週間ばかりは予定が詰まっているが、やりくりして空いた時間に作業をすることにした。
あまり放置すると、ぶら下げる前に熟してしまう。
本当はこの渋柿が自然に熟したものはとても美味い。
その辺りのことは、カラスが一番よく知っているので、先ほどから残せ残せとガアガア騒いでいるカラスにプレゼントすることにした。
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隣も空き家なのだが、柿の葉っぱや熟した実やらが落ちるのを防ぐ必要があった。
一日延ばしにしていたが、田舎では11月3日は昔から神社の例大祭が催されることになっている。
子供の頃は、祝日なので学校も休みだし、神社を起点として集落の果てまで出店が並んで子供には楽しい一日だった。
神楽が舞われたりしていたが、しばらく途絶えた時期もあって、今頃どうなっているかとちょっと期待があってこの日に田舎行くことにしたのだ。
実家に近づくと、道路にも延々と車が駐車していて、果たして家の庭に入れるかどうか心配したが、入り口の付近はちゃんと空けてあった。
車を停めると、すぐ近くの神社からなにやら打楽器のような音と、カラスがすぐ近くでガアガア鳴いているのが聞こえてきたので、柿の処置は後回しにして神社へ歩いた。
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地震で壊れていた鳥居も再建されていて、子供の頃は乗っかって遊んだ狛犬もちゃんと2頭とも修復された台の上に乗っていた。
集まっている人は意外と若い男女が多くて、カメラを構えたりして南側の大きな銀杏の木のある境内の方を見つめている。
階段を上がってみると子供たちの鼓笛隊が演奏をしていた。
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多分幼稚園生だと思うが、何やらの団体旗のようなものを掲げたりしている。
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曲が終わるたびに、割れんばかりの拍手が起こる。
多分自分の子供や知り合いの子供が演奏しているのだろう。
私たちの子供の頃は、大人の神楽を見て喜んでいたものだが、今は子供の演奏で大人が喜ぶ時代になっていたのだ。
形はどうあれ、一年に一度は氏子一同が鎮守の森に集うというのはなかなか良いものだ。
さて、子供たちの演奏が終わると、何のために今日はここに来たのかを思い出した。
他所の庭まで越境している柿の木の枝を切断し、あわよくば成っている柿を一網打尽にしようという魂胆だったのだ。
最終的には、越境している枝は全部幹の付近から鋸で切り落とした。
この際、枝に付いたまま落ちてきた柿は回収した。
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高枝切ハサミの、先端にノコギリをセッティングして、ギコギコとやるわけだがこれが相当に力がいる。
かなり時間もかかったが、実をつけていた柿の3分の1くらいは手に入れた。
家に帰って、さて柿を見つめながらこれを全部皮を剥いて紐にぶら下げることを考えたら気が滅入ってしまって、明日以降に先延ばしすることにした。
明日以降一週間ばかりは予定が詰まっているが、やりくりして空いた時間に作業をすることにした。
あまり放置すると、ぶら下げる前に熟してしまう。
本当はこの渋柿が自然に熟したものはとても美味い。
その辺りのことは、カラスが一番よく知っているので、先ほどから残せ残せとガアガア騒いでいるカラスにプレゼントすることにした。
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