連日の猛暑、昨日は36.5度とかで、ほぼ私の体温の平熱に同じ。
ウオーキングに出る夕方は、それでも幾分涼しくなる。
夕風が吹けばという条件付きだが・・。
見えるものが限られてくる分、光には敏感になってくる。
単純な光の組み合わせだが、とても美しい。
田んぼの用水路も夕焼けに呼応して存在を。
僅かな時間の経過で、刻々と空の色と町の灯りの色が変化していく。
陽の沈む方向は、意外とコントラストの関係で下が暗くなるが、反対の東の方は意外とまだ明るい。
そんな東の空の、山の直ぐ上に光の玉がポカリと浮かんだ。
以下は、1個上がる度にカメラを引っ張り出して、歩きながら写したもの。
ある一定の時間をおいて、1個また1個と次々と浮かびそして静かに落ちていく。
カメラが揺れているせいでクニャクニャと見えるが、実際は風に影響を受けながらも静かに落下する。
光が上がる度に、私が撮す度に廻りが段々と暗くなっていく。
光の本来の目的が、暗闇を日中並に明るく照らすためのものなのである。
実は、この方向の山の向こうには自衛隊の演習場があって、これは夜間訓練の照明弾。
次々と現れる不思議な光に、問い合わせがあったとかで、以前に地元の新聞に紹介されていた。
本当は、この後天体ショーがあるはずなのだが、この頃は天の川も見えない。
私のウオーキングにおける光のショーは概ねこの時間帯で幕が下りる。
ただ、夕景色は千変万化で町でも楽しめるし、それがないと夜の歩きはつまらないものとなる。
「激しさの極みの色は赤と黒」・・・・しろ猫