最高の花の時期を、おのおの違った花が同時期に迎えることは少ない。
例えばピンクのバラが咲いた時に、赤いバラも最高潮という具合には。
ピンクのバラが好きだが、一番良い時期を狙うのは結構難しい。
雨や風や猛烈な日差しなどに、私のいい加減さまでが加味されるので尚更。
ベージュ色のご大層な名前のバラは、油断すると一晩で強風に散ってしまったりする。
花の中央付近に虫でも居れば、たちまちハラハラと花弁を零し始める。
虫などという条件が一つ加わって寿命を短くするややこしい花。
赤いバラは、我が家一の逞しさで悪条件を克服していく。
挿し芽成功率も結構高くて、現在3箇所で咲いている。
これらの花は、咲いた時にその気になればパチリとやるが、放置されたままの時が多い。
それに、同時期というのはなくて、おのおの少しずつ時間差を違えてくる。
最高の時期の一致は望めないが、萎れ始めと咲き始めくらいまでなら・・なんとか・・・。
蒸し暑い午後、階下から「黒い雲が来るよ」と声が掛かるので窓の外を見る。
一天にわかにかき曇り・・・の名調子に乗って、黒雲が迫って来ている。
何やらゴロゴロと鳴り物入りである。
大粒の雨が2m間隔くらいに降り始めた。
まさかPCの電源をOFFにする事態にはならぬと思うが。
さて・・・バラの花は頑張ってくれるだろうか。
「雨と風すべて凄い!を前置する」・・・・しろ猫