昨日はお墓の掃除の帰宅後に、汗をかいたついでに庭の芝刈りをやっつけた。
もの音を聞きつけて、相方も花壇兼菜園の草取りを始めた。
花と野菜とそれに雑草が三位一体となって構成された部分である。
雑草は、茎の節の部分から幾重にも広がって、更に節の部分からは根を出す。
完全に除去しないと、折れた節の僅かな部分から根を出し蔓延る厄介者。
昔は、農家の嫌われ雑草の首位の座を誇っていた。
除草が終わってホッとした相方をじっと見つめる目があった。
隣の猫である。
耕して野菜の種を蒔いたばかりの頃は、よくトイレに使って施肥をして協力(邪魔)してくれた。
それが、頑固に根と茎を張り巡らした雑草のおかげで、トイレの場所が侵害されていたのだ。
これを見逃す手はないと、猫は考えた?
作業が終わってヤレヤレと一息つきながら部屋に戻ると、猫の挙動が不審になった。
キョロキョロとやっていたが、そのうち除草したばかりの柔らかい土をせっせと掘り出した。
気持ちよさそうに用を足すと、今度はせっせと被せ始めた。
除草を喜んだのは、我々ばかりではなく、ちゃんとトイレの復活を喜ぶ猫もいたのである。
またもや、猫との利害が反することとなり、対策を検討の結果、花を植えることにした。
JAの野菜直売所に、葵の鉢植えがあったので2鉢買ってきた。
これを猫の穴を掘った辺りに植え付けることにした。
ちょっとした妨害には直ぐ反応する性格の猫なので、効果はあるはずだ・・・多分。
まあ、暫く駆け引きが続きそうな予感もするが・・。
「ややこしい猫にも猫の意地がある」・・・・しろ猫