今日で7月も終わる。
あと1週間もすれば、残暑見舞いになる話だが、とてもとても残暑ではない。
せめて夕方の涼しい風が吹き出す頃の、夕空いろいろといきたい。
大地の黒と厚い雲の黒に挟まれた日没の一瞬。
雲が造形物のように見える夕暮れの一時。
夕焼けとは反対側の、東の空を眺めながら歩いたら、薄い縦方向の虹が見えた。
きっと地上には落ちないほどの霧状の水滴か?
薄い赤色のオーロラといっても誤魔化せるような、淡い夕焼け雲。
いろいろな種類の雲と、その高低差で光が様々な方向に・・・。
こうした夕焼けは、その撮影に最も適した場所に移動する前に、あらかた消えてしまうのが通常。
出会ったときが撮すときだが、なかなかうまくいかない。
きっといつかは、珍しい夕焼けショーに出くわすことを願いながら歩く。
残暑がなくなるまでは、まだ当分あるし・・。
「美しいものは信じて損はない」・・・・しろ猫