朝から小糠雨が降っている。
その雨も断続的で、降り続くわけでもない。
(今朝の空)
朝の最低気温が10度以上あって比較的すんなり起きる事が出来た。
小雨模様なので最高気温も12~3度どまりであまり上がらない。
(霞む里山)
家並みの向こうに見える筈の里山も、霧と小糠雨にけむって見えない。
それでも買物を命ぜられているので、雨が止んだ隙を狙って車で買物に出かけた。
車で走ると気づくのは、ほぼ毎日道路の経路が変わっていること・・。
道路を遮断すること無く供用しながら工事を進めるので、下水管等の工事も絡んで字のとおり右往左往。
目標にしていた構造物などが、いきなり撤去されていたりすると、自分の家への帰り道すら間違いそう。
復旧とは関係なく、開発工事も進む。
創造的復旧とは格好いいが、悪のりの自然破壊工事も散見される。
(斜面の木の切り倒し工事)
(残された切り株)
崩落防止に先祖が植えた筈の木も、すっかり切り倒されている。
根を張って守られた斜面も、今度は近代土木工事がとって変わって、斜面を守ることになる。
最近気づいたら、町中の緑が相当量なくなっている。
それも、平地ではなくてこうした少々危険を伴うような急斜面の緑の部分である。
創造的云々の前に、開発が及ぼす災害の可能性にも想像を巡らせたいものだ。
などと久々に偉そうにのたまっていたら、空模様が変わってきた。
(少し明るさの増した西空)
気がつけば、雨は止んで西の空がうっすら明るさを増してきた。
これで雨が上がって、明日あたり少し暖かくなれば、梅の開花宣言が出来るかも知れない。
「寒の酒つまみは里の溜まり漬け」・・・しろ猫