所用があって、相方と日頃お世話になっているお寺に出かけた。
出身地のお寺で、法要なども市と町を2つ越えて出かけたり来てもらったりの関係。
数年前に「喉仏ビールの泡の布施を受け」とい句を投句して新聞に掲載されたことがある。
住職がえらく気に入ったらしく、法事の席で皆に紹介してくれた。
建物が古くなり過ぎて、立て替えのため仏像も他県の寺に預けて更地になったところで地震が来た。
潰れるものは何も無い状態で、仏像も不在だったため難を免れた運の良いお寺である。
檀家の法事で忙しそうだったので、用件だけ済ますとサッサと引き上げるつもりだった。
住職の奥さんに、お茶でもと勧められたが断ると、ペットボトルのお茶でもなどと・・。
たまたま玄関先にあった、柚子を相方が褒めたらどうぞどうぞと柚子までいただいた。
恐縮していると、カレンダーはお渡ししましたっけ等という話に発展。
今年の「ほのぼのカレンダー」なるものを頂戴した。
ほのぼのとした絵と、ほのぼのとした文言が月毎に書かれていて、確かにほのぼの。
いよいよ引き上げようとしたとき、「ちょっとお待ち下さい」・・と。
で、最後のとどめにチョコレートを渡された。
このチョコレートが、何となくバレンタイン風な雰囲気プンプン。
「残り物ですから気になさらず、お返しもいりません」と言われ、完全なバレンタイン仕様と認識。
お寺と聖バレンタインの関係など、少々のミスマッチは我が日本教本願寺派は無視するのが常套。
有難くいただいて帰路についた。
「手のひらで踊らせたまう阿弥陀仏」・・・しろ猫
・・・・ン?