あまりパッとしない空模様。
直ぐそこの里山も霞んでいるし、西の金峰山など全く見えない。
(霞んだ里山)
春は名のみの風の冷たさという歌の文句のような、今日のお天気。
午後から予定があるので、午前中に歩いた。
近所で気になっていたものをパチリ。
(野イチゴ?)
野いちごのような・・、野イバラの実のような・・赤い実が。
良く見たら、針金で括り付けられた造り物。
蔓バラが門柱から壁沿いに這わせてあって、時期になると花を咲かせていた。
花が無くなる時期になると、この赤い実が目に付きはじめる。
実によく似た偽物であるが、一年中赤い実はたしかに変である。
そうかと思えば、直ぐ判る偽物もある。
(胡蝶蘭の造り物)
もう一軒のお宅では、大きな胡蝶蘭の白い花が4鉢ほど、玄関の直ぐ横にはピンクの胡蝶蘭もデ~ンと。
とても良く出来てはいるが、年中咲いているのでこれまた直ぐ偽物だとわかる。
ちょっと面白がって、赤い野いちごをくっつけてみるのと、門から玄関まで時季外れの造花で飾るのとは、同じ偽物でも受け手の気持としては少々異なる。
なにしろ我が家の胡蝶蘭は、まだまだ当分咲きそうにないのに、寒空に満開の胡蝶蘭はないだろう。
(胡蝶蘭の花芽)
花芽は盛大に伸びたが、先の蕾はまだまだ小さく開花はかなり遅くなる。
花芽が出始めたのは、去年の暮れあたりからだからもう2ヶ月以上経過する。
例年暖かい居間に移していたが、今年は2階の空き部屋の窓際で過させた。
本物の胡蝶蘭の開花を心待ちしている昨今なのである。
「何処へでもお祝いに行く胡蝶蘭」・・・しろ猫