台風10号は鹿児島県の薩摩川内に上陸した後、天草・島原と進んだ。
島原で90度右に方向を転換し、我が町の直ぐ北方を大分方面に横断。
この間、わが県には長時間にわたって逗留。
中心に近いためと、町の南方の山々の影響か風もほとんど吹かない状態が続いた。
雨も時折強く降るものの、全体としては夕立程度の降雨状態だった。
▲(今朝の西の空)
上陸前は電線がユサユサと揺れるほど吹いた風も上陸以降まったく吹かなくなった。
通過後の西側の駐車場方向からの吹き返しの風を一番警戒していたが、その吹き返しもない。
当初は、過去の経験から車庫の屋根が飛ぶ程度は覚悟していたが・・・。
ミニ菜園も、避難の鉢類も現在まで被害は皆無。
▲(ミニ菜園)
▲(玄関脇の避難組)
▲(モミジ)
モミジは枯れた葉っぱが落ちて、早い所は次の新葉が伸びてきている。
▲(百日紅)
百日紅は花びらが落ちて、雨に濡れた重さで枝が垂れ下がっている。
▲(ハイビスカス)
カラタチと南天の植え込みの間に避難したハイビスカスは、呑気に隣家の駐車場に向いて花を咲かせている。
▲(バラ)
避難時は小さな蕾だったバラも、今朝は壁際でこれまた呑気そうに開花していた。
配達の遅延や中止も予告されていた新聞も、全期間を通じきっちり配達されてた。
我が家としては、過去最大の準備態勢で臨んだ台風は、中心付近が通過したのに夕立程度の印象だった。
ただ、今後の動きは予測が困難で一度太平洋に出て勢力を取り戻さないとも限らない。
2日以上にわたって、閉じたままの雨戸を先程開けたらそれだけで、少し気分がスッキリした。
台風の今後はよく分からないが、今後は雨の脅威が大きくなりそうだ。
警戒態勢はしばらく継続する。
今後は他地域の被害の局限を祈るしかない。
「無作為も作為も共に流される」・・・しろ猫