何だか忘れたが、何かをしようとしているところで相方が「また小さな蟻がいる」と言った。
指さす所を見ると確かに眼鏡を掛けないと見過ごしてしまうほどの小さな蟻がサイドボードの上を歩いている。
このアリは普通のアリの10分の1くらいの大きさで、この夏に初めて見かけるようになった。
眼鏡を掛けないと見えないし、しかも室内でばかり見かける。
近所の人との世間話の中で「地震の後小さな蟻をたくさん家の中で見かけるようになった」というのがあった。
果物とか甘い菓子の包装紙の放置したものとかに群がってくるので、徹底的にこの夏は駆除したつもりだった。
今回はサイドボードの上に乗せている胡蝶蘭の鉢の回りにウロウロしている。
(サイドボードの胡蝶蘭)
この胡蝶蘭は10年以上も前に世界の蘭展というイベントを見に行ったとき小さくて安いやつを買ってきたもの。
一度だけ乾燥水苔を替えたことはあるが、地震で転がり落ちるまで植え替えたことも無い。
今まで他の虫なども見かけたこともない鉢なのだが、取り敢えずスプレーの殺虫剤を吹きかけたら、直ぐにまいってしまった。
と、ここまでは今までの駆除の流れなのだが、この鉢に棲息しているのではないかという疑問があって、鉢の水苔と鉢の底の水抜きの穴から吹き付けてやった。
すると小さなアリがゾロゾロと出るわ出るわ、オマケに小振りのアリの3~4倍くらい大きなものも数匹出てきた。
女王アリかも知れないし、ただのメタボ蟻かも知れないが・・・。
慌てて庭に抱えて行って鉢の中味を全部取り出し、鉢と胡蝶蘭を水洗いし枯れた根の部分はカットして新しい水苔の中に植え替えた。
本来なら花芽が出てくる大事な時期なのだが、とりあえず緊急事態なので仕方がない。
オマケに地震で何度も転がっているので、今年は咲くこともないだろうと植え替えを決行した。
こうして、蟻事件の前に何をしようとして途中でやめたのか分からなくなってしまった。
分かったことは二つ、この目に見えない小さな蟻なのにインパクトは絶大であるということと、蟻のため途中で止めた事が思い出せないという、私の情けない記憶力の実体が判明したことだ。
「四桁が限度わたしの記憶力」
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指さす所を見ると確かに眼鏡を掛けないと見過ごしてしまうほどの小さな蟻がサイドボードの上を歩いている。
このアリは普通のアリの10分の1くらいの大きさで、この夏に初めて見かけるようになった。
眼鏡を掛けないと見えないし、しかも室内でばかり見かける。
近所の人との世間話の中で「地震の後小さな蟻をたくさん家の中で見かけるようになった」というのがあった。
果物とか甘い菓子の包装紙の放置したものとかに群がってくるので、徹底的にこの夏は駆除したつもりだった。
今回はサイドボードの上に乗せている胡蝶蘭の鉢の回りにウロウロしている。
(サイドボードの胡蝶蘭)
この胡蝶蘭は10年以上も前に世界の蘭展というイベントを見に行ったとき小さくて安いやつを買ってきたもの。
一度だけ乾燥水苔を替えたことはあるが、地震で転がり落ちるまで植え替えたことも無い。
今まで他の虫なども見かけたこともない鉢なのだが、取り敢えずスプレーの殺虫剤を吹きかけたら、直ぐにまいってしまった。
と、ここまでは今までの駆除の流れなのだが、この鉢に棲息しているのではないかという疑問があって、鉢の水苔と鉢の底の水抜きの穴から吹き付けてやった。
すると小さなアリがゾロゾロと出るわ出るわ、オマケに小振りのアリの3~4倍くらい大きなものも数匹出てきた。
女王アリかも知れないし、ただのメタボ蟻かも知れないが・・・。
慌てて庭に抱えて行って鉢の中味を全部取り出し、鉢と胡蝶蘭を水洗いし枯れた根の部分はカットして新しい水苔の中に植え替えた。
本来なら花芽が出てくる大事な時期なのだが、とりあえず緊急事態なので仕方がない。
オマケに地震で何度も転がっているので、今年は咲くこともないだろうと植え替えを決行した。
こうして、蟻事件の前に何をしようとして途中でやめたのか分からなくなってしまった。
分かったことは二つ、この目に見えない小さな蟻なのにインパクトは絶大であるということと、蟻のため途中で止めた事が思い出せないという、私の情けない記憶力の実体が判明したことだ。
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