昨夜は、スーパームーンもなんのその、雲に隙間がなく満月の欠片も拝めなかった。
今朝も、南からの湿った空気が流れ込んで、ジメジメと暑い。
取り敢えず雨は降っていないので、午前中に少し歩くことにした。
(里山の麓の田んぼ)
7月の水害で壊れた橋の近くの堤防は応急処置のままだった。
穂先が延びて薄く色づいている田んぼがある反面、堤防を越えた水害の様子を残したままの田んぼも目立つ。
一方、自然の方は、河川敷や堤防に生茂った草木が洪水で流されて開けていたが元に戻りつつある。
(道路に進出し始めた蔦類)
水害の後は、殆ど無くなっていた蔦類が、残った根っこから繁茂し始めていた。
堤防上の道路も、小型車が1台やっと通れるくらいの狭さに。
(誰かのアイディア?)
多分、日頃この道路を使っている人だと思うが、草木を刈り払って離合できる空間を確保していた。
行政にこんなアイディアが出るわけもないので、作業をした人に拍手!
この川岸では、以前カワセミを見たことがあるので注意しながら歩いた。
(石の上のカワセミ)
なんと、久々にカワセミに遭遇した。
手持ちのデジカメでは限度一杯で、とにかく存在の記録だけでもとパチリ。
2羽来ていたが、私の姿を見て彼方こちらと頻繁に移動する。
よく見ると、川面にはキラッと光る小魚が沢山。
なるほど、この情報をカワセミは何処で入手したのか。
今後も要チェックということで・・。
ポツリと雨粒を感じたので、引き返すことにした。
(完成した橋)
7年半ぶりに再建された橋の横を通った。
まだ正式には開通していない。
先の地震で、橋の上部構造が50~60cmほど橋脚からずれて、架け替え工事が進められていたがどうやら完成したようだ。
それにしても長い復旧工事期間だった。
こんな小さな橋と取り付け道路の復旧に7年半は長すぎる気がする。
多分、地元中小の建設業者優先の工事だったのだろう。
今週末には開通式が行われるらしい。
町並みが元に戻るのはいつになるのだろう。
植物は直ぐ邪魔になるくらい復旧するのに・・。
「生命力原種の花は逞しい」・・・しろ猫
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