カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

非日常とは疲れることとみつけたり

2023-09-29 20:42:12 | 旅行記

 非日常への旅に出ると言えば格好いいが、日常を再認識した旅だった。

 二泊三日のプチ旅行で、四国愛媛エリアに限定し往復は国道九四フェリーを利用した。

 

 (出発港は佐賀関港)

 陸路135Kmを走った後の乗船なので、船の上は完全に休憩スタイル。

  結構早起きしているので、眠いこと眠いこと・・。

 

 (四国最西端:佐田岬)

 船の揺れはほとんど無かったが、唯一この佐田岬を通過する直前くらいは少し揺れた。

 

 (松山道:伊予灘SA)

 恋人達の撮影スポットらしく、ハートマークがやたら多かった。

 生花で造った大きなハートのモニュメントもあったが、流石に相方とのコンビ撮影は恥ずかしかった。

 

 (しまなみ海道:来島海峡)

 村上水軍の本拠地来島海峡は潮の流れが早い。

 島を連ねるしまなみ海道は、橋だらけ。

 しまなみ海道の発着点である今治で一泊したが、なかなか良い街だった。

 

 (今治城)

 水上の城というか、海水を利用しているので海の城といった風情。

 掘りの幅が相当に広い、海水なので藻類や水草などが一切無い。

 最上階までの階段は、相当に堪えた。

  2日目は、宇和島方面へ移動。

 

 (遊子水荷浦の段畑)

 宇和島にある三浦半島の先端付近と、場所はある程度分るのだがナビに入力出来ない。

 先ず、この地名の漢字を正確に呼べないので、ナビが受け付けない。

 観光案内所の女性から教えられたのは、「ゆすみずがうらのだんばた」。

 道路も右折の交差点も、道なり真っ直ぐも教えて貰ったが、その後二人の通行人や店員に確認しながらの道中だった。

 この段畑は半端じゃない。

 崖のように見えるが横縞模様は全て段々の1段で、幅は作物1列分くらい。

 原型をとどめているのは、この地域で、他は雑草や木が生茂り見えないが、片鱗は要所に残っている。

 そして、3日目は宇和島城。

 

 (宇和島城)

 作業中のおじさんが親切に教えてくれた撮影ポイントからの宇和島城。

 日本で現存する創建時をとどめる12の城のうちの一つ。

 階段が急すぎて、相方はリタイア、私がアタックしたが段差と勾配にいささか参った。

 

 (天守閣から望む宇和島市)

 この宇和島城は、藤堂髙虎が造営したが、その後伊達家の居城となり2代目が全面改修して現在に至る。

 髙虎はその後、今治を治めることになり、最初の日に訪れた今治城を築城。

 城造りの名手らしいが、生涯いくつの築城に携わったのだろう、どこの城に行っても彼の名を聞く。

 今回の旅で、印象に残ったのは道を間違えることが多かったこと。

 段々畑への道は3度間違い、インターの乗り間違いで来島海峡を2往復した。

 最後に、佐田岬の三崎港からフェリーに乗って九州に帰ってきたときはホッとした。

 

 (三崎港を離れるフェリー)

 実は時間算定を誤って、フェリーの予約時間よりかなり早くついたので、頼んで1便早い船に乗せて貰った。

 たかだか2泊3日のプチ力だと髙をくくっていたのは間違いだった。

 非日常の世界を満喫なんてことも、間違いだった。

 忙しく仕事に励み、ほっと息を抜く一時を楽しむのは現役の話なのである。

 毎日がノンビリの二人にとっては、緊張を強いられることこそが非日常だったのだ。

 車の走行距離は、805Kmで燃料無給油の計画走行。

 いろいろ有ったが、その他の失敗談は、大幅に省略する。

 「終活の遺影のためにはい!チーズ」・・・しろ猫

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