カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

鯉のぼりと桜と

2018-04-10 15:35:05 | 日常あれこれ
 地震の後、復旧の工事が進んではいるのだが、道路の通行止めの箇所が日替わりで変わるので面食らう。

 しかも、水道・下水道の工事とか、側溝の工事、道路自体の工事、宅地の擁壁の工事などなどが別々の思惑で進むので小さな路地など注意していないとバッタリと行き止まりになったりする。

 久々通行可能になった路地をあるいていたら、鯉のぼりが立てられていた。

 

 青空に鯉のぼりは見ているだけで気分がスッキリする。

 それに元気な子供達が居るという証拠でもあるので、お目出度うと同時に人口維持にご貢献ありがとうございますなのである。

 すぐ近所の幼稚園・保育園の正門前の八重桜も満開になっていた。

 

 綺麗で華やかな花なのだが、どうもこの八重桜の下で花見の宴というのはあまり見たことがない。

 たぶんソメイヨシノの花の下で飲んで騒いで、花疲れしてしまいついつい見逃してしまうのかも。

 優しい八重桜に見守られながら、元気な園児達の声が響く4月の青空だった。

 「良いことがあると見上げる青い空」

 
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夕日

2018-04-09 20:54:09 | おでかけ
 延岡に出かけた。

 片道130Kmくらいで、以前は4時間以上かかっていたが、高速も一部開通してるし一般道路も整備が進んで2時間ちょっとで行けるようになって、昔に比べたら随分楽になった。

 相方の叔母さん夫婦が住んでいて、叔父さんの方が体調を崩していたが、最近は大分良くなってきたというので様子を見に行った。

 心臓に4箇所のステントを入れ、毎日9種類の薬を飲みながら生活しているという叔父さんは85歳、治療の甲斐あって快方に向かい、元気な会話は往年の騒がしさを取り戻していた。

 ただ進学して福岡で生活しているという孫の女の子の話になると、途端に涙をこぼしながらの会話になった。

 お気に入りの自慢の孫の旅立ちと、孫離れに苦しむお爺さんのパターンである。

 う~ん参った。

 その話以外ではとても意気軒昂で、150歳まで大丈夫だと太鼓判を押してきた。

 9種類の薬の中には、血圧降下剤や、血液サラサラとかいう話が出て、自宅の血圧計で我々の血圧も測ってみようと言い出した。

 当初は相方が測って、低めの血圧は予定通り低めの数値を示した。

 次は私で、若いときは低すぎると言っては測定のやりなおしばかりだったが、ここ5~6年はやっと120台になって、医者も褒めている、などと軽口を叩きながら測ったら147と出た。

 え??、もう一度計り直した。

 先ほどから冗談ばかり言って大笑いしたので血圧が上がったのかな、などと言いつつ再度測ったら149・・・絶句。

 降下剤を飲んでいる叔父さんも以前は低血圧だったそうで、油断は禁物なのだという。

 帰宅したら明日にでも、近所の健康福祉センターでもう一度測定してみることにした。

 

 延岡から帰る途中で夕日が真正面で沈み始めた。

 親戚のだれそれ、知人のだれだれの消息など健康に由来する話をタップリ聞かされて、嫌でも人生の落日を実感させられた。

 

 多分、黄砂ではないかと思われる春霞で、夕日も直ぐ下の山も霞んでいた。

 長生きしてねと相方が言うので、「大丈夫、俺は生きている間は絶対に死なない」と断言してやった。

 高齢者の話を聞きながら、抱える問題などが以前にも増して胸に響くようになった。

 話の内容は遠くない時期に、我が身にも間違いなく降りかかるであろう事ばかりだった。

 地球は回り続け、陽は沈む。

 ただ、明日も日は昇ることは、ほぼ間違いないことだろうが、それを私が見ることが出来るかというのは別問題だ。

 「訃報聞く己の命確かめる」 

 
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四月の庭の花

2018-04-08 16:04:08 | 日常あれこれ
 彼方こちらの花の便りに誘われて出かけたものだった。・・・以前は。

 近頃はもっぱら歩いて行けるか、近くを車で通りかかったとき寄り道するくらい。

 先日はウオーキングでチューリップ畑を見てきたが、我が家でもささやかに満開を迎えた花がある。

 
 (チューリップ)

 数年前に色々な色のものを植えた筈なのだが、そのまま放置するうちに残って毎年咲くのは、この色だけになってしまった。

 なんでもそうだが原種に近いものが生き残るのだろう。

 
 (つつじ)

 大振りの花のものと小さなミヤマキリシマなど各種を、色違いでブロック塀沿いに植えているので、咲く時期も違うし統一感に欠ける。

 ただ気分によって植えたので、花の方も気分によって咲くという具合。

 
 (芝桜)

 もっと沢山植えて、もっと沢山花が咲いていたのだが、芝が入り込み他の根を張る雑草が入り込んだため除草をしたとき、芝桜まで相当に引っこ抜いてしまった。

 そのうちに増えるさ等と、たかを括っていたら段々寂しくなってきた。

 
 (庭石菖)

 知人から1鉢だけ貰ったのだが、鉢から飛び出してあちこちに芽を出し続けている。

 植えた覚えはない場所なのだが、勝手に毎年花を咲かせている。

 「小判笹」など迷惑するくらいあちこちに芽を出して伸び始めた。

 なんでこうも、鉢から飛び出したやつは強いのだろう。

 「年表のようには来ない花暦」

 
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今日の熊本城

2018-04-07 18:23:23 | おでかけ
 4月の句会に参加した帰りに、熊本城の様子をちょこっと見てきた。

 桜の季節は終わって、青葉若葉の季節を迎えていた。

 
 (奉行丸の未申櫓)

 崩落していない石垣や櫓もかなり有るので、カメラの向方では往時の姿を偲ぶことが出来る。

 ただし、もう少し左へ進んで行くと石垣が大規模に崩れているのが見えてくる。

 
 (手前左から宇土櫓、小天守、大天守)

 大天守の上を覆っていた屋根が撤去されていた。

 シャチホコの設置などが今後予定されている。

 左の小天守は基礎部分の石垣が撤去されているらしく、建物本体は空中に浮いた状態で向こう側が見えていた。

 石垣を積み直して、その上に乗せようというわけだろうが工法としては前代未聞だと思う。

 
 (西大手門)

 まだ崩落した石垣や、傾いた櫓などがそのままになっている。

 桜が終わって花の赤いガクの部分が沢山落ちて地面が赤くなっている。

 緑の葉っぱが茂ってくると、崩落した石垣や傾いた塀や櫓を少し覆ってくれるのかも知れない。

 
 (空堀と長塀)

 西大手櫓門から北へ続く長塀は倒壊してしまっている。

 ただ石垣と堀は以前のままの姿で、堀の水は青空を映して静まりかえっていた。

 青空が出たかと思うと、パラパラと雨が降り出したりしてとても不安定な一日だった。

 それに、冬がぶり返したような冷え方で、仕舞い込んでしまっていた冬装備を引っ張り出して句会に出た。

 6句選んで貰って、そのうち2句は天と地を頂いた。

 こんな大当たりは珍しいので、交通事故に当たらないよう用心して家路についた。

 「埋もれ火の火種を探す春の宵」

 
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菜園は豆の花盛り

2018-04-06 19:48:30 | 家庭菜園
 菜園の様子を見に行った相方が「凄いことになっている」というので出かけて見た。

 
 (エンドウの花)

 普通のエンドウだと白い花が咲くのだが、なにやら赤い色が混じった花が咲いている。

 こりゃ例年のエンドウじゃない。

 聞けば福岡の友人が送ってくれた種だったとかで、どんな豆かは出来てみないと分からないという。

 ネットを張っていた支柱より高く、しかも横にも張り出していたので、支柱を追加して支えることにした。

 

 こちらも福岡由来の種をまいた豆だが、これも大きくなって花盛りになっている。

 豆の名前はしらないが、ソラ豆より少し小さめで赤い色をしていて、赤飯の要領でご飯に炊き込んでも結構いける。

 実が成ると結構重たくなり、枝が下がったり強風で倒れたりするので、これも支柱とそれらを格子状に仕切って全体で支え合うようにした。

 作物の育ちはいつも隣の方が成績はいいのだが、今年の豆に関しては隣の3倍ぐらい育ちが良い。

 いったいどういうわけだろう?

 

 ついでに隣の列に植えていた葉大根が、花満開で花大根になっていた。

 大根の花は白くてなかなか綺麗ではあるが、自慢にはならない。

 菜の花などは和えたりできるが、ダイコンの花はそうはいかないらしい。

 暫く蝶やミツバチ用に咲かせて置いてやることにする。

 「鳴きながら姿隠している雲雀」

 
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サイタ咲いたチューリップの花が

2018-04-05 10:24:11 | おでかけ
 益城町の赤井地区でチューリップが見頃を迎えている。

 田んぼの一角にチューリップらしき芽が出ていることは、以前その付近を歩いたとき気づいた。

 昨日の地方紙に紹介され、しかも故郷での先祖祭の席上で、そのチューリップの話を先輩が始めたので実際に目で確かめようと少し遠目のウオーキングとなった。

 場所は芽が出ていた付近と見当をつけて最短距離を歩いたが、直ぐに分かった。

 なにしろ新聞を見て訪れたらしき何台かの車で混んでいる様子が遠くからでも見えたから。

 
 
 

 新聞では、果てしなく広大なチューリップ畑というイメージなのだが、実際はそんなに広くはない。

 ただ地震の被害が大きな地域で、集落の人達が協力し合って耕作放棄地のような場所に植え付けたものだ。

 植え付けた地域の人達がチューリップ畑で一緒に写真に収まっていたが、リーダーとして紹介されている女性は、名前も顔も十分に知っている方だった。

 もうかなり以前から、地元の中世の城址や文化的資料の収集整理、それらの情報の発信のための催しなどを積極的に行っている女性リーダーである。

 町の文化協会の話し合いの席でいつも同席しているが、出しゃばりでも多弁でもなくむしろ遠慮がちに発言する人である。

 新聞であなたの川柳はいつも見てますよ、などと言われて、私の彼女に対する好感度がかなりプラスに作用しているのは否めないが・・・。

 何はともあれ自分達で出来る範囲内で・・・というのがよい。

 私もせめて、作者名の下の(益城町)がなるべく多く表示されるよう投句を続けたいと思っている。

 「プルタブの音一斉に花の宴」

 
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お墓で先祖祭

2018-04-04 19:03:45 | おでかけ
 今日4月4日は先祖祭である。

 平日だろうが、参加者の都合がどうのという話も一切無しで、昔からこの日と決められている。

 だから去年のブログを見ると、先祖祭のことを書いている。

 ただ状況は年ごとに微妙に異なる。

 例年桜の開花状況がまったく違うことと、2年前の地震によるお墓の倒壊とその後の復旧の度合いが違うことである。

 今年はもう桜は散って「藤の花」が咲き始め、枯れた薄の横では赤みを帯びた新葉が芽吹いていた。

 
 

 住職の読経に合わせ、春風に乗って散ってしまった桜の花の「ガクの部分」がやたらと頭の上に降ってくる。

先祖祭りあれこれ
 今日4月4日は我が故郷における「先祖祭」の日である。 桜の咲くいまの時期に、毎年執り行われる。 というより、執り行うのである。 宗教・宗派にかかわらずこの墓所に葬られ......


 墓所全体では、90%以上がほぼ復旧を終えていた。

 一番先に復旧したのは我が家で、皆が我が家の墓を見に来て参考にし、「なるほどこじんまりしていいね」などとコメントを残しつつ、みなさん我が家より大きく立派な墓を再建した。

 と言っても、頭の中に地震がインプットされていて以前のものより皆さん小振りに抑えている。

 「小さくて、地震に強く、シンプルで掃除が容易で、かつ安価であること」というのが選択の基準だったので、結果的に今までより4分の1程度の大きさにし、納得し悦に入っていた。

 参考までにと見学した人は、規模は大きいもののほぼ同じ材質で、同じような工法で、何軒かは我が家と同じ石材店で施行していた。

 規模の大きさは、納める骨壺の数によって違うから仕方がないと話す人もいた。

 微妙な墓の大小は、本家と分家とその分家等々家柄・ポジションによって異なるのだ・・特に田舎は。

 昔の先祖祭は、最後は飲み会みたいになって、田舎のオヤジどもは夕方近くまで騒いだものだが、代替わりが進んで年齢構成が若くなりつつあるので、手際よく進行させて後片付けもサッサと終わらせよう気持ちが伝わってくる。

 多分、先祖も事故なく平穏に祭を終わって帰ってくれと思っているに違いない。


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散る花と蕾の花と

2018-04-03 10:03:12 | 日常あれこれ
 ポカポカを通り越して暑いくらいの陽気である。

 歩いていたら、つむじ風が疾走してきて川べりの桜を強制的にチラしていた。

 散らすと言うより巻き上げるといった感じだったが・・・。

 
 

 後には落ちてきた花びらが、名前の如く「花筏」になって連なりながら川下に下って行く。

 桜は最後まで見せることにかけては天才的な花ではある。

 この川沿いにはずっと桜が植えられているので暫くは筏の列は続くだろう。

 家に帰ると庭で、花梨が一輪それこそ「ポッ」と咲いていた。

 

 他に花芽は無いから多分これが咲き始めて咲き終わりだ。

 

 庭の裏手ではピンクに白い模様のツバキガ咲いていた。

 これは蕾も他に幾つかあるのでこれから綺麗になるのだろう。

 

 隣との境界沿いのツツジも、崩落した瓦の下から掘り起こされて、どうやら一息ついたらしく蕾が一輪膨らみ始めている。

 終わった花とこれから咲こうとする花、時は移ろい人も花と同じく変わっていく。

 止められない時に、空しい抵抗を試みたりはするものの。

 「陽炎の向こう定時のバスが来る」

 
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最高のエイプリルフールだった

2018-04-01 23:44:01 | おでかけ
 多彩なエイプリルフールだった。

 ロアッソ熊本Vsアルビレックス新潟戦は、1300キックオフ、これが今日のメイン。

 ところがその前に、故郷のお墓の掃除に行かねばならない。

 例年4月4日はお墓での先祖祭で、その前の休日は全員で接続道路付近から一帯の掃除をするのがならわし。

 田舎は朝が早い、8時には作業開始だという話で、早起きして食事もそこそこに車を飛ばした。

 作業が終わって家まで帰り、着替えてスタジアムへGO!

 

 スタジアムの付近には、もう桜は「垂れ桜」が一本咲いているだけだった。

 相方は風邪で家でネット観戦、弁当だけを作ってくれた。

 とにかく暑いので日陰を探すが、殆どの木の下は先客が山のよう。

 

 やっと一本の花が散って葉桜になっている小さな桜の木陰に陣取った。

 あまりに木が小さいし、陰も小さいので誰も木陰だと認めていないようだ。

 試合は前半安選手が2点、後半八久保選手が1点で3:1で勝利。

 相手の1点はPKという微妙な心持ちのもの。

 

 こういう前半から2点もリードする形の勝利に接することが滅多に無いので、いやはやゴールが決まる度に隣の若いご婦人とハイタッチをしてしまった。

 年甲斐も無く、というか警戒するにも値しない年寄りに付き合って貰ったというだけの話なのだが・・・。

 

 最後の3分のアディショナルタイムはコーナーで時間を稼ぐ余裕を見せるなど、他所のチームから見せられたことは有っても見ることの少ないシーンなので、特別にコーナーを設けたいくらいだ。

 
 

 安選手のヒーローインタビューと、最後はお約束の「カモン!ロッソ」。

 余りの気分の良さに鼻歌を唱いながら帰宅。

 直ちに祝杯を上げたのだが、これが利いた。

 早朝から相当に身体を動かしているのを忘れていた。

 取り敢えず寝てしまって、目が覚めたのは10時過ぎ。

 慌てて風呂に入ってブログなどゴソゴソやっていたら・・・ナ~んと明日に・・というか今日になってしまった。

 さて、今頃から正常に戻ってどうなるものでもないが、最高の四月馬鹿だった。

 
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