一月六日(金)晴れ。
八時に起きて、朝食の支度。子供達をたたき起こして共に朝食。メニューは「力うどん」。子供達は、うどんの中にお餅が入っているのが不満そうだったが、「日本中のそば屋にあるものだ」と、食べさせた。
二時過ぎまで、お世話になった方々へお礼状書き。二時過ぎから歯医者へ。終了後は、書店で一時間ほどを過ごして文庫本を二冊買った。吉村昭の「暁の旅人」(講談社文庫)と吉田健一のエッセイ「甘酸っぱい味」(ちくま学芸文庫)である。支払いをするときに、チョット高いので、アレっと思って本の定価を見たら、吉村昭の本は590円だったのに、吉田健一の本は、1100円。文庫本ですぜ。1100円プラス税は、チョット高いんじゃないの、とも思ったが、まあ1100円で知識を得られると思ったら、安いものだ、と自身に喝を入れた。
皮製の文庫本カバーを頂いてから、本を読む楽しみが倍増した。書店によっては紙のカバーをきちんと着けてくれない店もあるし、読んでしまえば紙のカバーも無駄になる。資源保護のためにも、マイカバーは理想的だ。何といっても手触りが良い。
そうそう、沖縄在住の道の後輩である新垣和彦氏がブログを開設しているのを最近知った。「新垣和彦の日々是好日」というタイトルだが、サブタイトル?が凄い。「沖縄極道三代目富若組組長」なのだ。当然民族派の志も強く、勉強家である。「群青忌」にも何度も出席して頂いた。私の沖縄行きの楽しみは、彼と彼の若い衆たちと飲み、食い、語ることにあると言っても決して過言ではない。是非共検索してみて下さい。
今日は、真面目に原稿に向き合った。久し振りの休肝日である。明日も酒を抜こうと思っている。ホントです。
私の道の兄である故阿部勉氏の門下生で、阿部氏の閑人舎を継いでいる長野在住の新藤厚氏が、その昔、プレイボーイのマスコミ人だった時代に、野村先生にインタビューしている画像が、You Tubeにアップされていた。私が所有している先生のライブラリーにもあるが、是非御覧下さい。また新藤氏のブログも「閑人舎」で検索してみて下さい。