二月二十九日(月)曇り。
二月は逃げる・・・か。その昔、店をやっている頃、この二月が一番嫌だった。正月枯れで、街に活気はないし、おまけに普段より営業日が二日も少ない。それでいて支払いは普段の月と変わらず往生したものだ。客商売は、ニッパチと言って二月と八月は暇な月と決まっていた。
とうとうメインのパソコンが壊れた。DELLのもので四年前に買ったものだ。いきなり画面が落ちて、ウンともスンとも言わなくなった。幸いに大事なデーターは外付けのハードディスクに入れておいたから良かったが、子供のモバイルにつないで何とか機関誌を作っているが、不便この上ない。しかし、白物家電は四年や五年では壊れることが無いのに、パソコンはまだ繊細で不具合が多い。大事なデーターは、分割して保存しなけれけばとあらためて認識した。
話は変わるが、戦前より拓大の学生などによって歌われてきた「蒙古放浪歌」というものがある。哀愁を帯びていてとても良い歌である。確かルバング島で小野田さんを探しに行った青年もその歌を歌ったと何かの本で読んだことがある。司馬遼太郎も愛唱していたと言う。また沢木耕太郎の「深夜特急」の中にもその歌を歌う場面があったように記憶している。ユーチューブなどで様々な人が歌っているのを視聴できるが、私は加藤登紀子さんの歌うものが好きだ。歌詞は以下の通り。
蒙古放浪歌
一・心猛くも 鬼神ならぬ 人と生まれて 情けはあれど
母を見捨てて 波越えてゆく 友よ兄等と 何時亦会はん
二・波の彼方の 蒙古の砂漠 男多恨の 身の捨てどころ
胸に秘めたる 大願あれど 生きて帰らむ 希みはもたぬ
三・砂丘を出て 砂丘に沈む 月の幾夜か 我等が旅路
明日も河辺が 見えずば何処に 水を求めん 蒙古の砂漠
四・朝日夕日を 馬上に受けて 続く砂漠の 一筋道を
大和男の 血潮を秘めて 行くや若人 千里の旅路
五・負はす駱駝の 糧薄けれど 星の示せる 向だに行けば
砂の逆巻く 嵐も何ぞ やがては越えなん 蒙古の砂漠
実は、この歌には「序文」がある。この序文が入った蒙古放浪歌を是非聞いてみたいものだ。
風紀名門の子女に恋するを 純情の恋と誰が言う
路頭に迷う女性に恋するを 不純の恋と誰が言う
雨降らば降るがよい 風吹かば吹くがよい
泣いて笑って月下の酒場に こび売る女性は 水蓮の如き純情あり
酒は飲むべし百薬の長 女は買うべし人生無上の快楽
幼少美女の膝枕に快楽の一夜明ければ 夢もなしまた金もなし
砕く電剣握る美林 のぞくコンパス六分の儀
ああ我山行 渡鳥 いざ唄わんかな 蒙古放浪の歌を
二月は逃げる・・・か。その昔、店をやっている頃、この二月が一番嫌だった。正月枯れで、街に活気はないし、おまけに普段より営業日が二日も少ない。それでいて支払いは普段の月と変わらず往生したものだ。客商売は、ニッパチと言って二月と八月は暇な月と決まっていた。
とうとうメインのパソコンが壊れた。DELLのもので四年前に買ったものだ。いきなり画面が落ちて、ウンともスンとも言わなくなった。幸いに大事なデーターは外付けのハードディスクに入れておいたから良かったが、子供のモバイルにつないで何とか機関誌を作っているが、不便この上ない。しかし、白物家電は四年や五年では壊れることが無いのに、パソコンはまだ繊細で不具合が多い。大事なデーターは、分割して保存しなけれけばとあらためて認識した。
話は変わるが、戦前より拓大の学生などによって歌われてきた「蒙古放浪歌」というものがある。哀愁を帯びていてとても良い歌である。確かルバング島で小野田さんを探しに行った青年もその歌を歌ったと何かの本で読んだことがある。司馬遼太郎も愛唱していたと言う。また沢木耕太郎の「深夜特急」の中にもその歌を歌う場面があったように記憶している。ユーチューブなどで様々な人が歌っているのを視聴できるが、私は加藤登紀子さんの歌うものが好きだ。歌詞は以下の通り。
蒙古放浪歌
一・心猛くも 鬼神ならぬ 人と生まれて 情けはあれど
母を見捨てて 波越えてゆく 友よ兄等と 何時亦会はん
二・波の彼方の 蒙古の砂漠 男多恨の 身の捨てどころ
胸に秘めたる 大願あれど 生きて帰らむ 希みはもたぬ
三・砂丘を出て 砂丘に沈む 月の幾夜か 我等が旅路
明日も河辺が 見えずば何処に 水を求めん 蒙古の砂漠
四・朝日夕日を 馬上に受けて 続く砂漠の 一筋道を
大和男の 血潮を秘めて 行くや若人 千里の旅路
五・負はす駱駝の 糧薄けれど 星の示せる 向だに行けば
砂の逆巻く 嵐も何ぞ やがては越えなん 蒙古の砂漠
実は、この歌には「序文」がある。この序文が入った蒙古放浪歌を是非聞いてみたいものだ。
風紀名門の子女に恋するを 純情の恋と誰が言う
路頭に迷う女性に恋するを 不純の恋と誰が言う
雨降らば降るがよい 風吹かば吹くがよい
泣いて笑って月下の酒場に こび売る女性は 水蓮の如き純情あり
酒は飲むべし百薬の長 女は買うべし人生無上の快楽
幼少美女の膝枕に快楽の一夜明ければ 夢もなしまた金もなし
砕く電剣握る美林 のぞくコンパス六分の儀
ああ我山行 渡鳥 いざ唄わんかな 蒙古放浪の歌を