白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「やまと」にて愚妻の慰労会。

2012-09-06 17:37:47 | インポート

九月三日(月)曇り。

愚妻が、遅い夏休み?で家にいるので、昼間は、一緒に「大吼」の最終校正と、私の機関誌「燃えよ祖国」の校正に精を出した

お陰様で、何とか校正と、本文の印刷はもう少しで終わる。正直言って、出せば出すほど赤字の冊子だが、ほとんど意地で出している。最近は、街宣やデモ、あるいは抗議行動と言った活動から遠ざかっている。その分、文章を書いたり雑誌を発行したり、年相応のことをして行きたいと思っている。

午後から、町内で仲よくしている人が、大腸癌の手術をして入院しているので、愚妻と共にお見舞いに行った。今は、手術を終えると、安静にしているのではなく、すぐに歩かされるらしい。色々な器具を体につけた友人の姿が痛々しい。ご快癒を祈って帰宅。

夜は、愚妻の慰労で、カメ&アコちゃんとヒデちゃんを誘って「やまと」にて一献。幸いに?お店が暇だったので、オヤジとおかみさんたちと世間話で盛り上がった。十時前に帰宅。


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休肝の決意。

2012-09-06 17:26:38 | インポート

九月二日(日)晴れ。

城山三郎さんの著書に「毎日が日曜日」というものがあった。タイトルを見た時に羨ましいと思ったものだが、考えてみれば、こちらも浪人暮らしで毎日が日曜日みたいなものだ。

それても、「大吼」の編集作業が佳境に入ったのだか、印刷所が変わっての初めての仕事なので、ソフトの違いなどから中々意思の疎通が上手く行かない。しかし、あと何回かやれば、スムースに行くに違いあるまい。

夜は、おとなしく我が酔狂亭で月下独酌。今月から週に二回は「休肝日」の日を作ろうと思っている。


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酒の神様に怒られる。

2012-09-03 17:59:56 | インポート

九月一日(土)晴れ。

いやはや早いですねェ―。もう九月。しかし連日のこの残暑で秋を中々感じることが出来ずにいるのは、皆さんも一緒。最近はあまり聞かなくなったが、今日は、「二百十日」。この日は、昔から台風がやってきて農作物を荒らす厄日として恐れられてきた。しかし、実際に二百十日に台風が来るのは、八年に一度くらいの割合らしい。

先日、NHKの特集で、南極や北極の自然についてとても良い番組をやっていた。その中で知ったのだが、南極や北極の氷がどんどん解けてしまって、昔日の面影は全くないと言っていた。氷河もそうらしい。原因ははっきりしないが、地球温暖化が影響しているとは、多くの気象学者が指摘している。

都会は、冬はそれほど寒くなくなり、反対に夏は耐え難いほどの暑さだ。私は、冷暖房機の室外機も影響していると思う。都会では、真夏に恐らく何百万台もの冷房が各家庭で使用されているに違いあるまい。加えてビルの冷房だ。コンクリートも照り返して温度を上げている。車の排気ガスも影響しているかもしれない。

難しいことはわからないが、例えば、パトカーなど警察の車両を全部ハイブリッドや電気自動車に変えたら、ガソリンの消費量は少なくなるだろうし、官公庁もそうすればよいと思う。これだけでも随分と違うような気がするのだが・・・。いくら日本が二酸化炭素の排出の制限をしても、アメリカ、インド、中国が協力しなければどうしようもない。

三年ほど前に、約二十年ぶりに野村先生が愛したフイリピンのマタブンカイという海岸に行ったが、浜辺に出て、景色が違うことに少々驚いた。砂浜がとても狭くなっているのだ。聞いてみたらそれでも引き潮だという。あんまり海岸が浸食されてしまうので、波除を築いたそうだ。

支離滅裂な文章になってしまったが、今日も真面目に酔狂亭で月下独酌。「黒霧島」の減りが早い。ナニ、そんなに飲んでいると体を壊すって。いいや、体を壊すのは自分のせいであって、決して酒のせいではない。そんなことを言ったら酒が可哀そうだ。酒の神様のバッカスに、ばっかすにすんな、と怒られますぞ。


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同病相哀れむ。

2012-09-03 11:45:56 | インポート

八月尽(金)晴れ。

子供の頃は、この八月の終わりは、単に月が終わると言うのではなく、夏が終わってしまうようなさみしさを感じていた。加えて、嫌いな学校での授業が始まり、夏休みの宿題をやらずに担任から怒られるのかと思うと、余計に気が重くなった。小学校の時は、担任のTという先生が嫌いで、わざと宿題などやらずに提出した。何にもやらずにすべての宿題を提出するのはさすがに私だけだった。ぶっ飛ばされたり、蹴られたりしたが、絶対にやらなかった。軍隊上がりだと言うそのTは、金持ちと勉強のできる子供ばかりを露骨にひいきにする嫌な奴で、私のような貧乏人のアホは特に目の敵にされた。

何十年が過ぎても、この八月の終わりに、そんな子供のことを思い出すことがある。

何も建設的なことをせずに、ただ毎日酔っぱらっているだけでも月日は過ぎて行く。こうしているうちに朽ち果てて行くのだろうが、そんな自覚さえない今日この頃である。このままではいけないと思いつつも、「暗くなるまで待って」と、つい酒瓶に手が伸びる。無常観は酒と共に有りか・・・。

と思っていたら、岐阜の怪人二号(ちなみに一号は花房東洋先生)の細川嘉彦先生からのメールには同病相哀れむ言葉があった。「旅呑みした次の朝は、なぜかむなしさと疲労感を覚えます。なので、朝食には毎回ちんちんに冷えたグラスビールを一杯だけ飲む。これがテッパンになっています。二日酔いでもこれが美味いんだなあー。こんなことをしているからイケナイんですね」。

まあ酒飲みの心境何て大体同じようなものだ。午後から事務所に寄って仕事。「大吼」の印刷業者が変わって、打ち合わせが中々上手くゆかない。お互いに使用しているソフトが違ったりして、意志の疎通が上手く行かない。そのうちに慣れるのだろうが、かなり大変である。


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