INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

「小細工」あれこれ(2)

2006年04月14日 | マスコミ
(つづき)
そういえば、KBCラジオのかつての人気番組「PAO~Nぼくらラジオ異星人」も、午後9時から0時半までの放送のうち、午前0時台は録音であった。
1つの番組の中で、生放送部分と録音部分があるという奇妙な状態が長年続いていた。
ちなみに、0時台が録音であることは番組のトップシークレットだったようで(当時の雑誌「ラジオパラダイス」より)、ようやく最終回で「実は0時台は録音でした」とバラしたが、私を含めかなりの人は録音であることに気づいていたようだ。

当時は、裏番組の「スマッシュ11」が午前0時まで放送されており、KBCとしては、裏番組よりも「早く始まって遅く終わる」すなわち「包囲する」することによって、リスナーをなんとかして取り込みたかったと考えられる。
一方で、深夜まで生放送を行えば、制作費や人件費が嵩んでしまう。
0時台の録音放送というのも、当時としてはギリギリの選択だったのかもしれない。
(つづく)
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