INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

2011年3月2日ダイヤ改正(1)

2011年02月24日 |   ┣ ダイヤ改正2011
天神ライナー」の運行開始が来週に迫ってきた。
「博多バスターミナル(3番のりばではなく2番のりば)→川端町博多座前→天神コア前→天神バスセンター博多大丸前→キャナルシティ博多前→博多バスターミナル」という一方通行の循環運行であり、上記停留所以外には停車しない。
博多駅と天神を結ぶにあたり「速さ」を売りにしているようだが、果たして結果はどうなるだろうか。

これとは別に、同じ3月2日から一年間、西鉄と福岡地所が主体となり、博多駅とキャナルシティ博多を結ぶ「シャトルバス」も運行を開始するとのこと。
キャナル行きは「博多駅前Aのりば→キャナルシティ博多前(博多駅前通り上ののりばおりば?))」、博多駅行きは「キャナルシティ博多前(かろのうろん前ののりば)→博多駅((新)三井ビル前とAのりばのいずれか)」の、どちらもノンストップである。

「キャナルシャトル」は、9時から20時にかけ、5~10分間隔で運行とのこと。
「天神ライナー」も、9時から21時(土日祝日は22時)にかけ10分間隔の運行であることから、来週以降、福岡都心部の道路におけるバスの占有率が一段と高まりそうである。

2月26日改正では、既存路線で博多駅止めだったものが博多駅をまたいで運行するように変更する措置(「29番」の板付七丁目延長以外にも、「312番」のAのりば終点後そのまま郊外行きになる便が夕方にも拡大されるもよう)が行われるが、これは、博多駅地区の渋滞を見越した、待機時間と待機場所の節約のようにも見える。
今後は、「天神~博多駅」の間を走る既存路線のさらなる整理や減便ということも行われるかもしれない(「73番」と「15番」と「76番」と「ゆめタウン臨時」を統合して「みどりが丘~土井団地~八田小~多の津~松島一丁目~二又瀬~豊二丁目~博多駅~緑橋千代町~千鳥橋~馬出三丁目~箱崎浜東区役所前箱崎駅西口~松島一丁目~土井営業所~土井団地~みどりが丘」とか)。

3月27日からは、天神中央公園と博多ふ頭(ベイサイドプレイス)を結ぶ水上バスも運行を開始するそうである(運行するのは西鉄ではないですが)。
現状では、料金や運行本数の面で、バスや地下鉄と比べた競争力はかなり劣るが、今後、キャナルシティ博多の西側にも船着き場ができる予定とのことなので、都心部の地上の交通渋滞があまりにも激しくなれば、将来は“都心部の移動にはバスよりも船のほうが面白くて便利”という時代がやってこないとも限らない。
(つづく)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする