今年の春のダイヤ改正は、運賃値上げと同時の4月1日とのこと(小規模かも?と書きましたが、そんなことはなく、中の下から中の中程度の規模のようです)。
・アイランドシティ地区の起終点が「照葉小中学校前」から「香椎照葉三丁目」に変更
これまでは試行路線の「1番」のみの運行だった「香椎照葉三丁目」に新たに「22N」「29N」などが乗り入れ。
このマンションの隣りに、これよりも高いタワーマンションを西鉄が建てることもあり、絵に描いたような手の平返し(笑)。
今後は、「照葉小中学校前」と「香椎照葉三丁目」の間に1~2箇所バス停が新設されることになりそう。
・「香椎浜・千早駅~福岡空港線」10月末まで試行期間延長
…だそうです。
本格運行への移行も少し見えてきた感じ。
春休みや新年度を控え、普段よりも移動需要が高まる時期でもあるので、空港への足の存亡についてはもう少し早く発表してもよかったのでは?という気も。
・「510番」の廃止と「530番」の新設
2012年9月に運行を開始した「510番」だったが、ルートを変更して「530番」として再出発。
これまでの
「陽光台~野芥駅前~都市高速(野芥ランプ~百道回りで~呉服町ランプ)~呉服町~博多駅」
というルートから
「陽光台~野芥駅前~都市高速(野芥ランプ~堤ランプ)~堤~都市高速(堤ランプ~半道橋ランプ)~東比恵一丁目~東光町~博多駅」
というルートになり、北を上にして郊外→都心でみた場合、「左回り」から「右回り」に大きく変わる。
6年前の記事で「170番」として提案したルートと概ね符合しているが、当時想定していたのは県道福岡日田線経由ではなく筑紫通り経由でした。
“高速をどっち回りで行ったほうが速いか”みたいな話ができるなんて、福岡もずいぶんと発展したものだなぁと思う。…と、以前の記事でも書きました。
なお、この変更により「510番」では行くことができた「呉服町~駅前一丁目」間へは、「530番」では行けなくなる。
“駅そのものに速く着くべきか駅周辺に速く着くべきか”というのは路線バスにとっての大きな命題のひとつなのだが、今回、行くことができる「駅周辺」が変わることでどうなるか?というのも注目点の一つとなりそう。
「530番」への変更により東比恵地区という新たな「駅周辺」に行くことができるようになるわけだが、「~比恵~比恵大橋~中比恵公園~合同庁舎~博多駅筑紫口」みたいなルートも検討の余地があるのでは?と思う。
「510番」という番号に対する違和感についても以前書いたことがあったのだが、都市高速のルートが反対回りになるのなら、もはや“500番台ですらない”感じもする。
従来の「510番」との関連性というか連続性を伝えることを意図しているのだと思うのだが、都市高速のルートだけでなく、博多駅周辺で行くことのできる場所も大きく変わるのだから、500番台に拘泥しなくとも、ここは思い切って(?)「900番」とかでもよかったのでは?
また「530番」は、堤ランプで都市高速を一旦降りて「堤」のバス停に停車するのも特徴のひとつである。
例えば百道ランプも、アクセス道路の形状を少し変えれば「501番」や「いと・しま号」などが都市高速を“一旦降りる”ということも検討できると思うのだけど。
堤地区では、「13番」に今回新たに「特別快速」が設定されるとのことであり、これまでは周辺部への波及が限定的だった地下鉄七隈線の影響力がじわじわと強くなってきていることがうかがえる。
「530番」の「堤」の利用状況がよければ、「片江or桧原~油山団地口~堤ランプ~都市高速~博多駅」のような路線の展開もあり得るかもしれない(8年前の記事では、800番台として提案してみています)。
(つづく)
・アイランドシティ地区の起終点が「照葉小中学校前」から「香椎照葉三丁目」に変更
これまでは試行路線の「1番」のみの運行だった「香椎照葉三丁目」に新たに「22N」「29N」などが乗り入れ。
このマンションの隣りに、これよりも高いタワーマンションを西鉄が建てることもあり、絵に描いたような手の平返し(笑)。
今後は、「照葉小中学校前」と「香椎照葉三丁目」の間に1~2箇所バス停が新設されることになりそう。
・「香椎浜・千早駅~福岡空港線」10月末まで試行期間延長
…だそうです。
本格運行への移行も少し見えてきた感じ。
春休みや新年度を控え、普段よりも移動需要が高まる時期でもあるので、空港への足の存亡についてはもう少し早く発表してもよかったのでは?という気も。
・「510番」の廃止と「530番」の新設
2012年9月に運行を開始した「510番」だったが、ルートを変更して「530番」として再出発。
これまでの
「陽光台~野芥駅前~都市高速(野芥ランプ~百道回りで~呉服町ランプ)~呉服町~博多駅」
というルートから
「陽光台~野芥駅前~都市高速(野芥ランプ~堤ランプ)~堤~都市高速(堤ランプ~半道橋ランプ)~東比恵一丁目~東光町~博多駅」
というルートになり、北を上にして郊外→都心でみた場合、「左回り」から「右回り」に大きく変わる。
6年前の記事で「170番」として提案したルートと概ね符合しているが、当時想定していたのは県道福岡日田線経由ではなく筑紫通り経由でした。
“高速をどっち回りで行ったほうが速いか”みたいな話ができるなんて、福岡もずいぶんと発展したものだなぁと思う。…と、以前の記事でも書きました。
なお、この変更により「510番」では行くことができた「呉服町~駅前一丁目」間へは、「530番」では行けなくなる。
“駅そのものに速く着くべきか駅周辺に速く着くべきか”というのは路線バスにとっての大きな命題のひとつなのだが、今回、行くことができる「駅周辺」が変わることでどうなるか?というのも注目点の一つとなりそう。
「530番」への変更により東比恵地区という新たな「駅周辺」に行くことができるようになるわけだが、「~比恵~比恵大橋~中比恵公園~合同庁舎~博多駅筑紫口」みたいなルートも検討の余地があるのでは?と思う。
「510番」という番号に対する違和感についても以前書いたことがあったのだが、都市高速のルートが反対回りになるのなら、もはや“500番台ですらない”感じもする。
従来の「510番」との関連性というか連続性を伝えることを意図しているのだと思うのだが、都市高速のルートだけでなく、博多駅周辺で行くことのできる場所も大きく変わるのだから、500番台に拘泥しなくとも、ここは思い切って(?)「900番」とかでもよかったのでは?
また「530番」は、堤ランプで都市高速を一旦降りて「堤」のバス停に停車するのも特徴のひとつである。
例えば百道ランプも、アクセス道路の形状を少し変えれば「501番」や「いと・しま号」などが都市高速を“一旦降りる”ということも検討できると思うのだけど。
堤地区では、「13番」に今回新たに「特別快速」が設定されるとのことであり、これまでは周辺部への波及が限定的だった地下鉄七隈線の影響力がじわじわと強くなってきていることがうかがえる。
「530番」の「堤」の利用状況がよければ、「片江or桧原~油山団地口~堤ランプ~都市高速~博多駅」のような路線の展開もあり得るかもしれない(8年前の記事では、800番台として提案してみています)。
(つづく)