(つづき)
東部地区の行先番号の大規模な変更が行われる。
ダイヤやルートの変更はなく、行先番号だけが以下のように変わるとのこと。
現行 新
20 → 18
24C → 74C
27 → 75
27B → 75B
27N → 75N
28B → 76B
74 → 35
22-1 → ふ1
23-1 → ふ2
23-2 → ふ3
3月の改正で、「22N」に香椎花園南口行きができたり(香椎花園南口発の「22T」も登場)、アイランドシティ照葉発着の「22B」ができるなど、もともと複雑だった「22」を幹とする番号(22、22-1、22N、22B、22T、220)とルートがさらに複雑になった。
その時の記事では、
“営業所がアイランドシティに移転する際に散らかりすぎた番号を整理…という流れでしょうか”
と書いたのだが、今回の番号変更は、その行先番号整理の前段階と言えそうだ。
この変更により、20番台の「20」「22」「24」「25」「27」「28」が、香椎浜・アイランドシティ地区の番号として使えることになるので、当地区の路線と行先番号が(「2桁の数字」+「枝番」+「アルファベット」という禁断の手段に手を付けることなく)ある程度整理できるのではないだろうか。
「24」「27」「28」については、経由地よりも終着地を重視して、70番台に引っ越しとなるが、初めは混乱が起きそう。
方向性としては、6年前に使ったこの表の流れに沿っているが、「方面色」はどうなるでしょうか。
70番台を見渡して、(相対的に)異質な「74番」は、玉突きで30番台に移り「35番」に。
無謀なようでいて、どこかしっくりくる感じも。
青洲会病院から長者原方面とか、上脇田を複乗して日の浦口とか、何らかの新展開があれば、さらに30番台で収まりが良くなりそう。
箱崎ふ頭、香椎パークポートの、利用者が限定される路線は20番台から外れ、ふ頭の「ふ」が付く。
かつて「香椎パークポート」の記事で、「23-2番」について、
“香椎地区のメインの路線である「23番」をベースとした「23-2番」を付けていることから、「23」という数字を見て「香椎に行く」と考える人がいないとも言い切れない。
主に福岡市中心部~香椎地区を結ぶ「23番」は、「1番」や「62番」と同様、時が経つにつれ経由地や行先が複雑化したことから、「22番」「27番」などに分割されたという経緯がある。
それでもなお、香椎とはほとんど関係がない場所を通るパークポート行きに「23番」をベースとした番号を付けた背景には、古くからの「23番」に対する「本線意識」のようなものがある気がする”
と書いたのだが、このタイミングで23番からは卒業ということになる。
「区」「外環」に続いて「ふ」。
今後、日本語が頭に付くケースも増えていくのかも。
“くのいちばん”と“ふのいちばん”、ぼーっとしてたら聞き間違えそうだが、エリアがかぶらないので問題ないでしょうか。
あと、こんな路線も新設。
いくらなんでも、世界遺産の登録を当て込みすぎではないでしょうか??
それにしても、徳力~中谷あたりからは、天神、博多駅、山王一丁目、福岡空港に北九州空港、別府に大分に田川に宗像と、かなりいろんなところに行けることになる。
※記事の日付にご注意ください
(つづく)