(つづき)
そういえば、今年4月1日から9月末までの期間限定で試験運行が行われていた北九州の「197番」だが、10月以降も運行を継続するとのこと。
ルートは、「竹末~穴生ドーム~八幡西区役所~熊手四ツ角~紅梅三丁目~祗園三丁目~平野一丁目~国際村交流センター前~八幡東消防署前~大谷一丁目~(大谷ランプ~都市高速~大手町ランプ)~大手町~西小倉駅前~魚町~小倉駅前~砂津」。
北九州市と福岡市を結ぶ「ひきの号」「いとうづ号」が既に北九州市内の移動手段としても定着していることや、小倉南区方面から小倉駅地区へは都市高速を通ってもそこまで速達効果がないこと(「110番」「134番」など)などもあり、福岡市に比べ、都市高速路線のバリエーションの少なさが否めない北九州市だが、この「197番」の本運行が、今後の都市高速路線発展の足がかりとなっていくだろうか。
…とはいうものの、足立ランプ、山路ランプ、戸畑ランプなど、現在あまり活用されていない出入口を使った路線をいろいろと思い描いてみるのだが、なかなか「これ!」というルートが閃かないのも事実。
(つづく)
そういえば、今年4月1日から9月末までの期間限定で試験運行が行われていた北九州の「197番」だが、10月以降も運行を継続するとのこと。
ルートは、「竹末~穴生ドーム~八幡西区役所~熊手四ツ角~紅梅三丁目~祗園三丁目~平野一丁目~国際村交流センター前~八幡東消防署前~大谷一丁目~(大谷ランプ~都市高速~大手町ランプ)~大手町~西小倉駅前~魚町~小倉駅前~砂津」。
北九州市と福岡市を結ぶ「ひきの号」「いとうづ号」が既に北九州市内の移動手段としても定着していることや、小倉南区方面から小倉駅地区へは都市高速を通ってもそこまで速達効果がないこと(「110番」「134番」など)などもあり、福岡市に比べ、都市高速路線のバリエーションの少なさが否めない北九州市だが、この「197番」の本運行が、今後の都市高速路線発展の足がかりとなっていくだろうか。
…とはいうものの、足立ランプ、山路ランプ、戸畑ランプなど、現在あまり活用されていない出入口を使った路線をいろいろと思い描いてみるのだが、なかなか「これ!」というルートが閃かないのも事実。
(つづく)
>北九州の都市高速の成り立ちが、いわゆる都市高速として作られたのでなく、北九州5市の結びつきを強める意味で作られた「北九州道路」であったからかもしれませんね。つまり小倉の市街地を中心とした路線になっていない。
その通りだと思います。
「旧5市の均衡ある発展」というかつての理念に基づけば、とてもよくできているルートだと思います。
実際、かなり広い市域でありながら、都市高速(&九州道)があることで郊外間の移動にさほど不便を感じません。
ただ、「小倉が都心で黒崎が副都心」という現在の枠組みにはやや合っていないのかもしれません。
>もう一つは、北九州の山がちな地形。人口の集積は極端に偏在していて、需要のヴァリエーションも小さいのではないでしょうか。
そうなんですよね。
「都心への近道」として都市高速を使うことを考えても、山側を走っている都市高速のランプまで行くのがロスで、結局、そのまま一般道路で都心に向かったほうが(費用面も含めて考えれば)合理的というケースが多々あります。
もっとも「北九州道路」は5市すべてをつないだのではなく、門司、小倉、八幡だけでしたが、道路としてはそれで十分と。そして戸畑と若松は同時期に橋でつながったわけです。
後に「都市高速」として開通した区間は、小倉市街地を中心とした路線になっていると思います。
もう一つは、北九州の山がちな地形。人口の集積は極端に偏在していて、需要のヴァリエーションも小さいのではないでしょうか。
「北九州道路」が開通してまもない頃、たしか冨野から東の区間だけだったと思いますが、母の運転するクルマで、家族ではるばるドライブして行き、「未来を思わせる道路」と感じたのを覚えています。