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福岡のバスのことなど・・

近い遺産(40)

2010年09月28日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
北九州市八幡西区の「折尾」バス停。

現在ここを通るバスは、小倉黒崎方面からやってきてひとつ先の「折尾駅」で終点となる西鉄北九州線代替バスの「1番」と、「折尾車庫~折尾光明~折尾(折尾車庫方面は折尾一丁目)~折尾駅西口~則松~永犬丸~下上津役~小嶺車庫~千代四丁目~香月営業所」を結ぶ「77番」のみであり、八幡西区内のみにしか行くことができない。

かつてはここから、
「20番」が海老津赤間営業所に、
「21番」「24番」が島津/遠賀川駅~芦屋車庫に、
「23番」が遠賀高校に、
「61番」「63番」が吉田団地/下二~大膳橋~中間駅西口~筑鉄中間~通谷電停中間営業所~JR中間駅前に、
「62番」「64番」が吉田団地~大膳橋~中間駅西口~筑鉄中間/中尾~香月営業所に、
「69番」が吉田団地~大膳橋~中間駅西口垣生~砂山口に、
それぞれ運行されていた。

隣りのバス停として案内されている「折尾四丁目」「光明二丁目」はその頃の名残りであり、現在これらのバス停には、北九州市営バスのみが停車する。
バス停の行先案内の部分も現在は真っ白だが、この下には、上記の各系統が隠れているのでは?と推測される。

少し前までは、この場所から水巻町、遠賀町、岡垣町芦屋町、中間市、宗像市(もっと昔は「20番」は福岡市まで運行されていたが、その頃のことはリアルタイムでは知りません)方面へのネットワークが確かに活きていて、「IIK」「ITK」がとても高く、いつもワクワクする場所であった。
それが、芦屋町、水巻町からの西鉄バス撤退などを受け、この十年足らずの間に、ここまで衰退するか?というくらい衰退してしまった…。
(つづく)

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