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福岡のバスのことなど・・

イミカヨミカ(36)

2012年07月04日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
福岡県宇美町の「上宇美入口」バス停。

英字表記は「KAMIUMI IRIGUCHI」で「読み重視」だが、これがもし北九州地区だったら「KAMIUMI ENTRANCE」になっていたかもしれない(同じようなことばかり書いてもう飽き飽きという方も多いと思いますが、どうか懲りずにお付き合いください(笑))。


「上宇美入口」の「上宇美」とは、バス停の南方、JR香椎線の車両の後ろに写る看板(西鉄ストア)のあたり。
「上宇美」の「入口」であることに間違いないのだが、他にも「上宇美」への「入口」と呼べそうな場所はありそうであり、ここが「上宇美入口」として最適か?と言われればそうでもない感じ。

   
都心方面行き乗り場。
「32番」と「34番」は、直進して、「宇美公園前→下宇美」の順序で停車するが、
「33番」は、左折して、「宇美農協前→JR宇美駅→上宇美→宇美町役場入口→宇美八幡前→下宇美」というルートで、宇美町の中心部を通る(朝片道だけの「11番」は、宇美町役場入口から宇美営業所方面に向かう)。

一昔前までは、現在の「33番」「11番」のルートはなく、「上宇美入口」と「上宇美」は、バス路線としてはつながっていなかった。
なので、“JR宇美駅、役場、商業施設が集まる「上宇美」には行かないけど、ここで降りたら近いですよ!”という意味で、「上宇美入口」という名称が機能してきたと解釈できる。


ただ、「上宇美」とバスがつながった現在では、福祉巡回バス「ハピネス号」のように、目の前の公共施設の名を冠したりするほうが実態に即している感はあり。


反対側乗り場。
極楽寺」までが基本で、一部が途中の「障子岳」止まり。
一昔前までは、こんなにシンプルな系統になるとは想像がつかないくらい複雑な運行系統だった。

ただ、直線で描かれているものの、実際の経路はなかなか複雑であり、終点の「極楽寺」までは最短だとバス停4~5個分の距離だと思うのだが、柳原、飛岳団地、今屋敷などを通るため、実際は、「極楽寺」は14個先である。 
(つづく)

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