(つづき)
・「美和台循環バス」廃止
「目標利用者数に届かず厳しい状況が続いておりました。」
とのこと。
運行開始時の記事で、
“JR福工大前駅に乗り入れないという選択は果たして受け入れられるでしょうか。
西鉄バスの路線としての運行なので、仕方ない面もあるとは思うのだが、“循環バス単独での収支”という観点で考えると、大事な武器を最初から放棄したままで戦いに挑む…みたいな感じになってしまっているのがなんだか惜しい”
と書いた。
初代「美和台コミュニティバス」の運行開始から数えると約5年。
「惜しい」ままで終焉を迎えてしまうのはやはり残念。
カラフルな時刻表から、
シンプルな運行形態に逆戻り。
今後、もし復活の道を探るとしたら、協議する相手は西鉄ではなく、協和タクシーとか新宮町なんかのほうがいいのかもしれません。
・「36番」イオンモール福岡で“分割”
年次を間違っていたり、「大濠公園」や「博多駅」の「園」や「駅」が切れていたり、かなり急いで作った感じの「お知らせ」。
急に決まったわけではないと思うのだが、これまで「天神~扇橋~イオンモール福岡~新原~宇美営業所」を運行していた「36番」の日中に、「天神~扇橋~イオンモール福岡」と「イオンモール福岡~新原~宇美営業所」ができ、イオンモール福岡にて実質的に“分割”される(天神~宇美営業所の直通も完全になくなるわけではありません)。
宇美営業所管内ではかつて、「32番」と「34番」の大部分を上宇美発着にして、「原田橋~上宇美~極楽寺」というローカル線との乗り継ぎを促進しようとしたものの失敗したという例があったが、今回はうまくいくでしょうか。
上宇美にある「西鉄ストア」よりは、「イオンモール福岡」のほうが、乗り継ぎのバスが来るまでの待合施設としては上等だとは思いますが。
郊外部分は「宇美営業所~新原~イオンモール福岡」という、これまでよりもかなり身軽な路線になるので、イオンモールをまたいで、例えば粕屋町役場から青洲会病院、長者原から日の浦口とかに延ばして広域的な集客にトライしてみては?とも思うのだが、そもそも今回の“分割”は合理化・効率化・需給調整の部類に入る話だと思うので、攻めの姿勢はあまり期待できないのかも。
新原とか一番田とか城山団地からだとイオンモールで乗り換えというのも仕方ないのかもしれないが、ここ酒殿からだと次で終点になってしまうわけで、バスに乗ることへの心理的なハードルがぐっと上がってしまう感じも。
・「26A」日中にも光陽台行き新設
昨年6月に、夜に光陽台六丁目行きが新設された際の記事では、
“天神→光陽台が平日夜3便なので、反対方向は朝の通勤用かと思いきや、反対方向も夜の発車で通勤には使えず。
「26A」の一部を赤間まで行かせずに、途中で折り返して、効率的に運用しようという感じであり、光陽台の住民のことは考えられていないもよう”
と書いた。
今回、日中にも光陽台行きが設定され、赤間営業所行きは減便となる。
天神と赤間営業所を結ぶ幹線であったはずの「26A」が、支線の役割も担わされたカタチであり、これも合理化・効率化・需給調整の一環といえる。
「幹部として採用するけど、こまごました雑務もやってもらいますよ!」という感じで、今のご時世を反映していると言えるかも。
「赤間に行ってこそ26番」という時代は、過去になりつつある。
今後は、東医療センター行きとか、舞の里行きとかができるかもしれません。
・「27B」久山町内のルート変更
変更の内容は、このお知らせの通り。
旧「上山田」と、
新「上山田」(冒頭の画像も)。
トリアス開業の少し前から現在に至るまで、旧道を通る割合が少しずつ下がっています。
(つづく)
・「美和台循環バス」廃止
「目標利用者数に届かず厳しい状況が続いておりました。」
とのこと。
運行開始時の記事で、
“JR福工大前駅に乗り入れないという選択は果たして受け入れられるでしょうか。
西鉄バスの路線としての運行なので、仕方ない面もあるとは思うのだが、“循環バス単独での収支”という観点で考えると、大事な武器を最初から放棄したままで戦いに挑む…みたいな感じになってしまっているのがなんだか惜しい”
と書いた。
初代「美和台コミュニティバス」の運行開始から数えると約5年。
「惜しい」ままで終焉を迎えてしまうのはやはり残念。
カラフルな時刻表から、
シンプルな運行形態に逆戻り。
今後、もし復活の道を探るとしたら、協議する相手は西鉄ではなく、協和タクシーとか新宮町なんかのほうがいいのかもしれません。
・「36番」イオンモール福岡で“分割”
年次を間違っていたり、「大濠公園」や「博多駅」の「園」や「駅」が切れていたり、かなり急いで作った感じの「お知らせ」。
急に決まったわけではないと思うのだが、これまで「天神~扇橋~イオンモール福岡~新原~宇美営業所」を運行していた「36番」の日中に、「天神~扇橋~イオンモール福岡」と「イオンモール福岡~新原~宇美営業所」ができ、イオンモール福岡にて実質的に“分割”される(天神~宇美営業所の直通も完全になくなるわけではありません)。
宇美営業所管内ではかつて、「32番」と「34番」の大部分を上宇美発着にして、「原田橋~上宇美~極楽寺」というローカル線との乗り継ぎを促進しようとしたものの失敗したという例があったが、今回はうまくいくでしょうか。
上宇美にある「西鉄ストア」よりは、「イオンモール福岡」のほうが、乗り継ぎのバスが来るまでの待合施設としては上等だとは思いますが。
郊外部分は「宇美営業所~新原~イオンモール福岡」という、これまでよりもかなり身軽な路線になるので、イオンモールをまたいで、例えば粕屋町役場から青洲会病院、長者原から日の浦口とかに延ばして広域的な集客にトライしてみては?とも思うのだが、そもそも今回の“分割”は合理化・効率化・需給調整の部類に入る話だと思うので、攻めの姿勢はあまり期待できないのかも。
新原とか一番田とか城山団地からだとイオンモールで乗り換えというのも仕方ないのかもしれないが、ここ酒殿からだと次で終点になってしまうわけで、バスに乗ることへの心理的なハードルがぐっと上がってしまう感じも。
・「26A」日中にも光陽台行き新設
昨年6月に、夜に光陽台六丁目行きが新設された際の記事では、
“天神→光陽台が平日夜3便なので、反対方向は朝の通勤用かと思いきや、反対方向も夜の発車で通勤には使えず。
「26A」の一部を赤間まで行かせずに、途中で折り返して、効率的に運用しようという感じであり、光陽台の住民のことは考えられていないもよう”
と書いた。
今回、日中にも光陽台行きが設定され、赤間営業所行きは減便となる。
天神と赤間営業所を結ぶ幹線であったはずの「26A」が、支線の役割も担わされたカタチであり、これも合理化・効率化・需給調整の一環といえる。
「幹部として採用するけど、こまごました雑務もやってもらいますよ!」という感じで、今のご時世を反映していると言えるかも。
「赤間に行ってこそ26番」という時代は、過去になりつつある。
今後は、東医療センター行きとか、舞の里行きとかができるかもしれません。
・「27B」久山町内のルート変更
変更の内容は、このお知らせの通り。
旧「上山田」と、
新「上山田」(冒頭の画像も)。
トリアス開業の少し前から現在に至るまで、旧道を通る割合が少しずつ下がっています。
(つづく)
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