(つづき)
「新室見」。
室見団地、室見が丘など、室見をベースとした地名が他にも出現しているため、現時点では特に「新しい」わけでもないのだが、「新室見」という簡潔な表現が好き。
「24番」の路線名「新八田線」にも同様の感情を抱く。
ちなみに、八幡西区の「新石坂」は、旧道上にあったバス停「石坂」に対応する概念。
また、「東部青果市場前」を改称するなら「新下原」がいいかも?ということは以前書きました。
交差点や診療所も「新室見」。
通りの名称「姪浜大通り」は、公募で決まった愛称ではない。
「姪浜か姪の浜か」については、過去の記事で書きました。
都心行き乗り場。
最寄り駅と都心という観点で大別すると、姪浜駅に行くもの、姪浜駅を通って都心に行くもの、姪浜駅を通らずに都心に行くもの、の3本柱。
「525番」はあるのに「524番」はないところに、需要の機微のようなものを感じる。
なお、「507番」は「527番」ではないのか?、というのはまた別の話(笑)。
桜丘地区の路線の変遷について書いた記事で、
“この間の変遷をみていると、
・郊外~福岡空港駅
・郊外~福岡市中心部
という二つの需要に、それぞれ単独で応えようと試みたけれど(前者はローカル線「1~5番」、後者は「39B番」や「390番」)、なかなか採算が取れないということがわかり、「郊外~福岡空港駅」「郊外~(福岡空港を通らず)~福岡市中心部」という路線は縮小し、結果的に、この2つの需要に同時に応える「郊外~福岡空港駅~福岡市中心部」を運行する路線(=「39番」)の割合が相対的に高まった、という見方ができるのかもしれない。
そして、その「39番」についても、二又瀬を通らない「快速」を復活させるなどして、都心部までの足としての競争力をなんとか維持しようと努力している、ということなのかもしれない”
と書いたが、福岡空港駅を姪浜駅に読み替えても、似たようなことが言える(全く同じというわけではありませんが)。
郊外行き乗り場。
行先案内に出てくる「1-2番」は、今年6月から「1-6番」となったことにより、ここ「新室見」は通らなくなっている。
郊外行き、とはいうものの、平日朝に2本だけ、市内急行の流れを汲む“走る近い遺産”「快速105番」の博多駅行きも停車。
もともとは、姪浜駅から郊外に向かうバスは全てここ「新室見」を通っていたが、内浜や石丸新町で分岐するようになって、地区全体で見た経路の多様性は増している。
(つづく)
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