INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

続・ひっそりと(52)

2022年08月18日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く

(つづき)
「香住ヶ丘一丁目」。

 
「23番」の香椎花園行き廃止以降は、千早駅と香椎花園前の短い区間を結ぶ「無番」が細々と運行。

 
本数はこんな感じ。
香椎花園前行きが2系統あるのは、「牧の鼻循環」があるため。
牧の鼻地区からは香椎浜方面にも出られるようにしたほうが利便性が高まるのでは?とずっと思っているのですが、特にそういうことが行われないということは、そこまでの需要はないのでしょうか。


国道495号から入ってすぐの場所にバス停が設置されたのは、間違って乗った人を降ろしやすくするという意図があったのかも(「若宮一丁目」でも同様のことを書きました)。


バス停の銘板や路線図では「香住ヶ丘一丁目」だが、

  
バス停の管理上(?)の正式名称は「香住ケ丘一丁目」。
ちなみに登記簿などに記載される正式な町名は「香住ヶ丘」で、小学校や公民館は「香住丘」で、郵便局は「香住ケ丘」…と、表記がかなり揺れている。

「桜ヶ丘第四」を「桜丘第四」にしたように、「ヶ」や「ケ」(もしくは「が」)を取ってしまえばこういった問題は解決するのだが、例えば「美しが丘」とか「みどりが丘」のようにひらがなが含まれる地名だと「美し丘」「みどり丘」と書いたときに、果たして“うつくしがおか”、“みどりがおか”と読んでもらえるのか?という懸念はあり。

また、「蛍ケ丘団地前」「蛍ヶ丘団地前」「螢ケ丘団地前」「螢ヶ丘団地前」「蛍ケ丘団地」「蛍ヶ丘団地」「螢ケ丘団地」「螢ヶ丘団地」…のように、揺れの発生原因が「ケ」だけではないことも、この手の問題を複雑にしています。
(つづく)


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