(つづき)
「若宮一丁目」。
長年、「73番」のみが停車し、天神には直通で行くことができないバス停。
郊外と都心を結ぶ路線だが天神には行かず、かつ、その番号しか走らないオリジナル区間を途中に持っている、という点で、
“東の73番、西の16番”
と昔から言われている…かは知りません。
「73番」の新設は、昭和55年9月20日。
当初は若宮一丁目経由ではなく、土井営業所経由でした。
かつては、博多駅と猪野皇大神宮を結ぶ路線を西鉄が運行していたようなので(国鉄バスとの間で何らかの協定的なものがあったのかもしれません)、多々良・土井・八田地区と博多駅を結ぶ路線という意味では“復活”でしょうか。
若宮一丁目経由になったのは、昭和58~59年頃のようです(勝手にリンクを貼ってすみません)。
また「73番」は、運行開始当時のみ天神まで運行されていたという記憶だったのだが、昭和59年の時点では、まだ天神まで運行されていたようであり、若宮一丁目から天神に直通で行けた時代もあったということになります。
「73番」の大雑把な歴史は「八田小学校」の記事も参照のこと。
なお、2010年のダイヤ改正で「73-1番」が設定されたこともありました。
舞松原に行けるのは、平日一日1本だけ。
この後、坂を上って下る。
坂の途中とか坂の上ではなく、坂の手前にバス停があるのは、見通しなど安全性の問題もあるのかもしれないし、また、乗り間違った人を早めに降ろせるようにという配慮があるのかもしれません(香住ヶ丘一丁目、緑ヶ丘住宅、上到津四丁目なども同じような感じでしょうか)。
(つづく)
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