スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

順位戦展望&Ⅰ型糖尿病

2009-07-04 19:45:36 | 将棋トピック
 第67期名人戦は先月23・24の両日に指された最終第七局で羽生善治名人が郷田真隆九段を降して防衛。この結果,第68期順位戦A級の第1位が郷田九段と決まりました。クラスごとの展望をしておきます。
 まずA級。これは予想するのが困難です。昨年もいったように僕の希望は羽生名人と佐藤康光九段の名人戦ですが,初戦は負けてしまいました。
 B級1組は激戦。深浦康市王位,渡辺明竜王,久保利明棋王とタイトルホルダーが3人います。共に連勝スタートですので,常識的にはこの3人から2人ということになるでしょうか。ただ力からいえば鈴木大介八段,山崎隆之七段,松尾歩七段あたりは昇級してもおかしくないと思えます。次に深浦王位と松尾七段が当たりますので,これは前半の山場のひとつでしょう。
 B級2組は昨日が2回戦。有力なのは橋本崇載七段と阿久津主税七段と思いますが,橋本七段は負けてしまいました。ほかでは森下卓九段でしょうか。
 C級1組広瀬章人五段が大本命。対戦相手の中では初戦が最も強敵と思えましたので,これを勝ったのは大きそうです。やはり連勝スタートの宮田敦史五段も有力。村山慈明五段も力があると思いますが,序盤での1敗は少し痛いかもしれません。
 C級2組は大所帯ですからくじ運も大きな要素なので展望は困難。豊島将之五段,糸谷哲郎五段,佐藤天彦五段,稲葉陽四段あたりはさっさと出世してほしいと期待しているのですが,糸谷五段と稲葉四段は初戦が負け。しかも次に豊島五段と佐藤五段が当たります。逆にいえばこれを勝った方は有力かもしれません。

 Ⅰ型の糖尿病はインスリン分泌の量に,Ⅱ型糖尿病はインスリン分泌の質,とくに機能面に問題が生じて惹起されるということはご理解いただけたと思います。それではなぜそうした問題自体が生じるのか,その原因はどのようなものと考えられているのでしょうか。
 もうすでにいいましたが,糖尿病というのははっきりとした原因というのは,現在の医学では不明です。とくにⅠ型の糖尿病の場合には,その原因をはっきりと特定することはほぼ不可能のようです。ただ一説としてあるのは,何らかのウイルスによってすい臓が犯されることによって,インスリンの分泌が不能状態に陥ってしまうというもの。僕は口渇という糖尿病の自覚症状が出る直前に風邪の初期症状が出ていたわけですが,このときに何らかのウイルスにすい臓がやられたということは,可能性としては否定できないかもしれません。ただし僕の症状の進捗状況から察するに,インスリンの分泌量は最初のうちは十分とはいえないまでもある程度まではあって,ある時期からその量が一気に減ってしまったというように,今になってみれば考えられます。その時期のことはまた後でお話することにしましょう。
 なお,Ⅰ型糖尿病というのは,多くの場合は幼少期に発症するもので,ほとんどは20代までに発症するようです。僕の生年月日についてはこの闘病記の最初の頃に示しましたが,僕のように30代も半ばを過ぎてからⅠ型糖尿病になるというのは,実際には珍しい例のようです。ただ,担当の医師には,当然あり得ることであるというようないい方で僕は説明を受けました。
コメント
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