スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

寛仁親王牌&Ⅱ型糖尿病

2009-07-07 19:01:45 | 競輪
 今年は4年に1度の青森での開催となった寛仁親王牌の決勝。並びは平原ー武田ー神山の関東,海老根に伏見で東日本,永井ー山口の中部,井上ー大塚の九州。ただし井上が中部追走のレースに終始しました。
 前受けとなったのが平原。中団が永井で後方に海老根。海老根は残り3周の周回から上昇していきましたが,平原は前を譲らない構え。結果的に海老根が中団に入り,打鐘から永井のカマシに併せる形で平原の突っ張り先行に。バックに入ると早くも武田が番手から発進。これを直線で神山が交わし,これは関東の作戦通りでしたがさらに外を海老根が伸び,きわどく捕えきって優勝。神山が2着で3着は両者の中を割った伏見が武田を捕えていました。
 優勝した千葉の海老根恵太選手は2月の東王座戦以来のビッグ3勝目で,GⅠは待望の初優勝。幾度かチャンスはあって,ようやくという印象もありますが,順調といえば順調でしょうか。結果的に今日は関東の作戦に乗っかる形になったのも幸運でした。もちろん力はある選手ですから,今後はさらなる活躍が期待できる選手だろうと思います。

 インスリンの量的問題であるⅠ型糖尿病がたとえばウイルスの感染による突発性の病気であると考えられているのに対して,質的な問題となるⅡ型糖尿病は,生活習慣病の一種というような考え方が支配的なようです。ときに無理解にも贅沢病などといわれることもありますので,一般的に糖尿病という病気にもたれるようなイメージというのは,どちらかといえばこうしたものの方が強いのではないかと思います。
 では,Ⅱ型糖尿病になりやすい生活習慣というのがどのような習慣であると考えられているかといえば,最大のものは不規則な生活のようです。とくに食事の時間が不規則になりますと,インスリンの機能には悪い影響を与えるようです。これは食後にインスリンが分泌されるということを考慮すると何となく理解できる話で,やはり規則正しく分泌されるように食事を摂取する方がいいということなのでしょう。
 もうひとつが運動不足です。実は人間は運動をすると,筋肉がエネルギーを消費するために血液中のブドウ糖を利用するのです。つまりインスリンというホルモンの作用とは別の仕組によって,血糖が消費されることになるのです。このため,運動をすると血糖値は下がります。激しい運動によって低血糖状態を引き起こしてしまうのは,この影響といえるでしょう。さらに運動はインスリンによる血糖値の低下を補助する作用もありますので,インスリンの機能性も高まるということになります。
 暴飲暴食とか偏食というのも,それが生活習慣となるならばやはり糖尿病の原因になるようです。ただ,一時的なものであればさほど心配する必要はないようです。
 このほか,糖尿病は遺伝的要素も作用する場合があるようです。したがって近親者に糖尿病の患者がいるという場合には,発病するリスクが少し高まるようですので,そういう方は気を付けた方がいいかもしれません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする