里見香奈女流名人にとっては,入品後の初のタイトル戦となる第38期女流名人位戦五番勝負第一局。対戦成績は里見名人が12勝,清水市代女流六段が9勝。
振駒で先手は里見名人。オーソドックスな四間飛車に。細かいやり取りはあったものの後手が天守閣美濃から銀冠,先手が高美濃の持久戦に。

ここで先手が▲2五歩と仕掛けていきました。△同歩▲1五歩△同歩と堂々と対応。▲2五桂に△2二銀と引き,▲6五歩にも△5三角と撤退。しかしこれには狙いがあったようです。▲6八飛に△6六歩と手筋の焦点の歩を放ち,▲同角でしたので△8六飛。先手は▲8八歩と受けました。

ここで△2四歩。▲1三歩△同桂▲同桂成△同玉と桂交換を強要し,▲6四歩と伸ばしたのに△1六桂と打っていきました。

結果的にこの攻めが厳しく,ここでは後手が優位に立っていたようです。つまり先手の仕掛けにはやや無理があったということでしょう。将棋もこのまま後手が押し切りました。
清水女流六段が先勝。第二局は来週の日曜日です。
この後,年末はとくに重大な出来事も発生することなく,穏やかに新年を迎えることができました。もう年も改まって半月ほどが経過していますから,その間にはここに記しておいた方がよいと思われることもありましたが,きりもいいですからそれは次回の糖尿病共生記の方に譲ることとして,今回は2011年末までで終了ということにします。
最後に一点だけそのときのためにも,僕の血糖値の推移について書きとめておきます。これは12月20日頃から始まったのですが,血糖値があまり上がらなくなったのです。というよりもむしろ,低血糖を発症しているというケースの方が,血糖値が正常とされる値よりも高くなっているというケースよりも多く見受けられるようになりました。ここを境に生活の状況に何らかの変化があったというわけではありませんから,どうしてそういうことになったのかは把握しかねます。この傾向は年が明けて1月3日くらいまでははっきりとした形で継続し,現在はまたほぼそれ以前と同じような状況へと戻っています。
前にもいいましたが,僕の血糖値の推移には明らかにバイオリズムのようなものがあるとしか考えられず,低血糖にまで至ってしまうかどうかはともかく,わりと高くならない時期というのが一定の期間は継続するということはそれ以前にもありました。なのでこの傾向が始まった当初のクリスマスの時期には,またそうした期間に突入したのだと思っていたのですが,今回は明らかにその期間が長く,しかも血糖値は明らかに低くなりすぎていると僕にも思えましたから,これははっきりとした異変であったと思います。計測すれば200㎎/㎗を超えるということも,とくに就寝前ですとそれほど珍しいことではないのですが,この時期は100㎎/㎗を超えることすらむしろ少なくなっていたからです。今月は26日の木曜日に通院が予定されていますので,そのときの診察で,М先生の方から何らかの話があるのではないかと思います。
ということで今回の糖尿病共生記はここまでで終了。次回からはまた『エチカ』について考えていくこととし,そのテーマが終了しましたら,今年以降の出来事を綴っていくということにします。
振駒で先手は里見名人。オーソドックスな四間飛車に。細かいやり取りはあったものの後手が天守閣美濃から銀冠,先手が高美濃の持久戦に。

ここで先手が▲2五歩と仕掛けていきました。△同歩▲1五歩△同歩と堂々と対応。▲2五桂に△2二銀と引き,▲6五歩にも△5三角と撤退。しかしこれには狙いがあったようです。▲6八飛に△6六歩と手筋の焦点の歩を放ち,▲同角でしたので△8六飛。先手は▲8八歩と受けました。

ここで△2四歩。▲1三歩△同桂▲同桂成△同玉と桂交換を強要し,▲6四歩と伸ばしたのに△1六桂と打っていきました。

結果的にこの攻めが厳しく,ここでは後手が優位に立っていたようです。つまり先手の仕掛けにはやや無理があったということでしょう。将棋もこのまま後手が押し切りました。
清水女流六段が先勝。第二局は来週の日曜日です。
この後,年末はとくに重大な出来事も発生することなく,穏やかに新年を迎えることができました。もう年も改まって半月ほどが経過していますから,その間にはここに記しておいた方がよいと思われることもありましたが,きりもいいですからそれは次回の糖尿病共生記の方に譲ることとして,今回は2011年末までで終了ということにします。
最後に一点だけそのときのためにも,僕の血糖値の推移について書きとめておきます。これは12月20日頃から始まったのですが,血糖値があまり上がらなくなったのです。というよりもむしろ,低血糖を発症しているというケースの方が,血糖値が正常とされる値よりも高くなっているというケースよりも多く見受けられるようになりました。ここを境に生活の状況に何らかの変化があったというわけではありませんから,どうしてそういうことになったのかは把握しかねます。この傾向は年が明けて1月3日くらいまでははっきりとした形で継続し,現在はまたほぼそれ以前と同じような状況へと戻っています。
前にもいいましたが,僕の血糖値の推移には明らかにバイオリズムのようなものがあるとしか考えられず,低血糖にまで至ってしまうかどうかはともかく,わりと高くならない時期というのが一定の期間は継続するということはそれ以前にもありました。なのでこの傾向が始まった当初のクリスマスの時期には,またそうした期間に突入したのだと思っていたのですが,今回は明らかにその期間が長く,しかも血糖値は明らかに低くなりすぎていると僕にも思えましたから,これははっきりとした異変であったと思います。計測すれば200㎎/㎗を超えるということも,とくに就寝前ですとそれほど珍しいことではないのですが,この時期は100㎎/㎗を超えることすらむしろ少なくなっていたからです。今月は26日の木曜日に通院が予定されていますので,そのときの診察で,М先生の方から何らかの話があるのではないかと思います。
ということで今回の糖尿病共生記はここまでで終了。次回からはまた『エチカ』について考えていくこととし,そのテーマが終了しましたら,今年以降の出来事を綴っていくということにします。