スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

王座戦&2018年7月の通院

2018-10-23 19:12:32 | 将棋
 16日に六日町温泉で指された第66期王座戦五番勝負第四局。
 中村太地王座の先手で角換り相腰掛銀。先手が穴熊に組もうとしたところで後手の斎藤慎太郎七段から先攻。ただこれは穴熊に組まれると作戦負けになるので仕方なく攻めたという面もああり,先手がリードを奪うことに成功。しかしその後に先手に一失あり,後手がリードを奪い返すという展開に。ポイントが多かった将棋で,僕の棋力では手に負えない難しい将棋でした。
                                     
 後手が7七の銀を歩で取り,先手が6八にいた金でと金を取り返した局面。
 ここは☖7六歩と打つのがよかったかもしれません。その場合,先手から☗4四馬☖同歩とする手が必須となるように思われます。第1図の局面で後手にとって重要だったのは,☗2一飛成を防ぐより4五の馬を排除することだった可能性が高いと思えるのです。
 実戦は☖7六桂と打ちました。ここから☗9九王☖8八銀☗同金☖同桂成☗同飛までは一本道。後手も攻めるなら☖7九銀と絡む一手でそう指されれば先手の☗9七銀もこの一手でしょう。後手はそこで☖7六歩☗7八金と角道を通してから☖8八銀成。さらに☗同銀☖7七桂☗同桂☖同歩成☗同銀と攻め続けました。
 ここで☖2九飛なら後手がリードを保ち続けていたようです。ですが☖7六桂☗6六歩と進めました。
                                     
 第2図から後手は☖2二玉と引いて☗2一飛成を受けたのですが,先手は角の脅威が減少したため,4五の馬を残したまま後手の玉頭に手をつけることが可能になり逆転しました。第2図まで進めてしまったのなら後手は受けるのではなく,☖6六同角から攻め続けるほかなかったようです。
 中村王座が勝って2勝2敗。第五局は30日です。

 この日は病院に到着したのは早く,午後2時過ぎでした。中央検査室には患者がいない状況でしたので,注射針の処理をしたらすぐに採血になり,採尿が最後になりました。まだ時間がありましたから院内のコンビニエンスストアで週刊競馬ブックを買い,それを内分泌科の受付の前のソファに座って読みながら,呼ばれるのを待ちました。診察が開始になったのは午後4時5分です。結局のところ予約が2時半であろうと3時であろうと,遅くなるとこれくらいの時間になってしまうようです。なのでこれ以降は,予約時間に関係なく,午後2時半前後に病院に着くようにすることにしました。
 HbA1cは7.7%と,5月に比べてかなり高くなっていました。ただ,数値がどれくらいになるかはともかく,上昇することは僕には分かっていました。それは血糖値の計測をしているからで,この間,母が入院していた期間,つまり6月上旬は,血糖値がかなり高めで推移していたのです。血糖値の高騰は食事だけでなく,体調といったその他の事情も受けるのですが,ストレス過多であれば高くなるという傾向があり,僕はあまりそのように意識していたわけではなかったのですが,何らかのストレスを感じていたということなのではないかと思います。というか,そのように考えなければほかに説明することができないような血糖値の推移であったのです。
 このような事情を主治医に話し,すでに退院していて血糖値は安定してきているということも伝えましたので,注射するインスリンを増量するという措置はとられませんでした。実際にこの検査で計測された血糖値は85㎎/㎗でした。
 この日はほかにふたつの異常がありました。ひとつは総コレステロールでこれが149㎎/㎗と下限値を下回っていました。これは昨年の7月以来の異常です。ただし下限値は150㎎/㎗なのですから,大した異常であるとはいえません。もうひとつがLDLコレステロールで,こちらも61㎎/㎗で下限値を下回りました。こちらは昨年の11月以来の異常でした。これは下限値が70㎎/㎗ですから,総コレステロールと比較すれば異常の幅は大きかったことになります。
コメント
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