スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

天皇賞(秋)&入口

2018-10-28 19:03:30 | 中央競馬
 第158回天皇賞(秋)。ダンビュライトが馬場入場後に放馬してしまい,疲労が著しかったために競走除外になり12頭。
 発馬直後にマカヒキが左によれたため,隣にいたスワーヴリチャードが不利を受けました。外からハナを奪いにいったキセキが向正面の入口で単独の先頭に。2馬身差でヴィブロスとアルアインの2頭。2馬身差でステファノス。2馬身差でミッキーロケット。2馬身差でレイデオロ。3馬身差でサングレーザー。4馬身差でブラックムーン。1馬身差でサクラアンプルール。1馬身差で追い上げたスワーヴリチャード。1馬身差でマカヒキ。3馬身差でアクションスターと縦長の隊列に。前半の1000mは59秒4でこれは超スローペース。
 3コーナーを回るとアルアインが単独の2番手となり,2馬身差でヴィブロスとステファノス。1馬身差でミッキーロケットとレイデオロという隊列に変化。直線は逃げるキセキをアルアインが追い,内に行ったヴィブロスは一杯になり代わってミッキーロケット。アルアインの外からレイデオロで大外をサングレーザー。優勝争いはこの5頭。ペースが緩かったので苦労しましたが,最後まで脚を使ったレイデオロが抜け出して優勝。1馬身4分の1差の2着争いは接戦でしたが,わずかに大外のサングレーザー。逃げ粘ったキセキがハナ差で3着。最後は逃げ馬と同じ脚色になったアルアインが1馬身差の4着で最内のミッキーロケットがハナ差で5着。
 優勝したレイデオロは前哨戦のオールカマーからの連勝。昨年のダービー以来となる大レース2勝目。ここはスワーヴリチャードに対して人気は譲っていましたが,同世代のこちらはダービー馬。秋のジャパンカップでも2着でしたから,実績はこちらの方が上で,勝つ可能性は最も高いのではないかと考えていました。このペースでの1馬身4分の1差は大きな差と考えてよく,スワーヴリチャードに不利があったのは事実でも,基本能力はこちらが上とみなしていいのではないかと思います。ただ,今日のように時計が早くなる馬場に対する適性が高いと思われ,馬場が悪化した場合には割引が必要かもしれません。父はキングカメハメハ。母の父は第126回と128回を連覇したシンボリクリスエス。3代母がウインドインハーヘア。母のひとつ下の半弟に2012年に帝王賞を勝ったゴルトブリッツ。Rey de Oroはスペイン語で金の王。
                                     
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手は菊花賞に続き3週連続の大レース制覇。天皇賞は春秋を通じて初勝利。管理している藤沢和雄調教師は昨年のダービー以来の大レース制覇。第114回,126回,128回,130回,150回に続き4年ぶりの天皇賞(秋)6勝目。天皇賞も6勝目。

 6月12日に退院したときに使用しましたが,みなと赤十字病院の正面玄関の脇には何台かの車椅子が置いてあり,院内では自由に使用することができるようになっていました。ですからもし緩和病棟の入口が不明であれば,その車椅子を利用して緩和病棟に向うということも考えてありました。しかしタクシーが病院の敷地に入りますと,緩和病棟の入口を示す看板がありました。バスやタクシーはこの敷地内を右回りで走ります。この場合,入口の方が大通りより遠く,出口の方が近いという位置関係にあります。ですから大通りの方から歩いて病院に行く場合には,この看板を目撃することはありません。僕は母と一緒にタクシーで来たことが何度もありますし,通院のときに敷地内まで運行するバスで来たことも何度もあります。ですがこの看板があるということには気付いていませんでした。このときにそれを発見することができたのは,よく注意していたからだと思います。
 緩和病棟の入口というのは,正面玄関からみるとちょうど反対側の,最も遠いところでした。病院は平面的にみると長方形になっていて,一方の短い一辺に正面玄関があるとすれば,それと平行の短い一辺に緩和病棟の入口があるという位置関係です。この中間,長い一辺には救急用および,通常の診察がない土曜や休日用の出入口があります。この出入口は母の見舞いのときなどに利用していたわけですが,正面玄関からは遠いところにあり,したがって緩和病棟の入口はそれよりさらに遠いところにあったことになります。
 タクシーはその入口の前まで乗り入れることが可能になっていましたので,そこで降車しました。これも事前に言われていたことですが,入口の横にはインターホンが設置してあり,それを押しますと担当者が返事をしました。入院することは決まっていましたのでこちらは名乗るだけです。すると,迎えに行くので入口で待機しているように言われました。
 建物に入ってすぐのところにソファーがありましたので,母をそこに座らせて待っていますと,ほどなくしてクラークが車椅子を持って現れました。母をそれに乗せ,エレベーターで2階に移動しました。
コメント
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